「おもてなし」を強化するテクノロジーにチャンス
18年8月号
「おもてなし」を強化するテクノロジーにチャンス
フィンテック、リテールテック等々・・・最近のメディアでテックの文字を目にしない日はない。ピューティテックではスキンケアやメイクアップにおいても、ビッグデータやAI、XRを駆使し、バーソナライズゃ予測、没入感にと様々な挑戦が始まっている。いまやテックは全産業にとっての喫緊の課題だ。ところが、日本では、企業の推進役のCDO (チーフ・デジタル・オフィサー)が50名足らずだという。その先駆け、元日本ロレアルCDOの長瀬次英氏は、「目的は、テクノロジーによる時間短縮や工数減ではなく、その先の価値創り。顧客満足や従業員満足に繋がっていくこと」と言う。また、日本の「強み」についても「テクノロジーでは世界に勝てないかもしれない。日本の強みは“おもてなし”。このサービス戦略としてのおもてなしを強化するテクノロジーこそが重要」と。企業のテクノロジー化の最先端を極めたCDOが口にする「日本のおもてなし」。日本ならではのファン作りだ。テクノロジーは、もっと客を知り、向き合おうとするためのツールだと教えてくれた。長瀬氏は、「ダイエット&ビューティーフェア2018」で初の 「ピューテイテックシンポジウム」(9月12日)の基調講演で登壇する。
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