本への神聖視を消す方法
ぼくみたいなそこそこレベルで本を読む人にありがちなのが「本に書いてあることを無条件に信仰する」ことだと思っている
ちゃんと読んでいる人はしないし、逆に全く読んでいない人もしない。半端に読んでいる人だけに現れる特性である。
ここ数年は紙の本を読むときには意識して本文中に線を引いたり、書き込みをしたり、ドッグイヤーをつけたりしている。そうやって「お前なんてただの紙でしかないんだぞ」と思い込むことで、辛うじて本に対して対等に向き合えているような気がする。
最近はそれに加えて表紙にデコキャラシールも良く貼っている。
直近だと『ゲームの歴史』という本が内容がトンデモないということで話題だけど、ああいう本は世の中にいっぱいある。
とはいえ、インターネット上に書いてあることに比べればアベレージ的には本に書いてあることの方が正しいことのほうが多いようには思うし、本への期待値は「インターネット上の落書きよりはマシ」ぐらいが多分ちょうどいい。なのでこれからも臆せず岩波文庫の表紙にはポケモン達を貼っていこうと思う。
因みに『「いき」の構造』は買ってから半年くらい経つけど、最初の3ページくらいしか読んでない。