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ロティサイマイの作り方

ロティサイマイって知ってますか?

日本で生きてたら聞かない言葉ランキング5001位くらいでしょうか

冗談はさておき、ロティサイマイっていうのは、タイのアユタヤ付近でよく売られているお菓子です

通称「綿あめクレープ」

その名の通り、小麦粉でできた薄いクレープ(ロティ)に、髪の毛のように細いあめ(サイマイ)をくるんだものです

https://thailand-navi.com/introduce/thai-cotton-candy-burrito-pancake より引用


以前アユタヤに訪れた際に、これをタイの知人に食べさせてもらったんですよ

最初は怪しんでいたんですが、ひとくち食べるとその美味しさに目がとび出てほっぺを失いました

小麦粉とお砂糖の素朴な味なんですが、香ばしさもあってやめられないとまらない

日本に帰国してからもあの味が忘れられず、日本で食べられないかと探してもなかなか少なく

これは自分で創造(つく)るしかないなと思いました

ロティサイマイを食べたくなった猫山田は、インターネットのジャングルの奥地へと進み、タイ語のレシピを見つけ出した…

さらに、サイマイ部分に似たインドのお菓子、ソーンパプディを研究した記事を見つけた…


こちらが想像以上に役に立ちました

ありがとうJUNERAYさん

Google翻訳を駆使して材料と手順を導き出し、ソーンパプディの作り方を学び、そしてタイの計量カップサイズ等を調べあげ、日本にオプティマイズした最強のレシピが完成した

それが以下の通りです

【材料】

ロティ部分(7枚前後)
・中力粉(薄力粉と強力粉1:1でおk) 130g
・塩 ひとつまみ≒1g
・タピオカ粉(もしくは片栗粉) 7.5g
・サラダ油 5cc
・水 180cc(様子を見ながら)

サイマイ部分(カツラ1.5枚分程度)
・サラダ油 20cc
・薄力粉 15g
・グラニュー糖 90g
・水あめ 25g
・水 75cc
・レモン汁 5cc(お好みの量)

【ロティ部分の作り方】

  1. 粉類を混ぜる

  2. サラダ油と水半分くらいを追加する

  3. 少しずつ水を足しながら手でこねる

  4. 生地がまとまるまで5-8分こねる

  5. ねっちりとまとまったら15分寝かせる

  6. 寝かせ終わったら1分くらいこねてなめらかにする

  7. くっつきやすいフライパンまたはホットプレートなどを用意する

  8. 生地を片手でつかみフライパンに押し付けて丸く広げる

  9. 少し勢いをつけて生地を上にあげて、余分な生地を取り除く

  10. 薄く生地が塗布できたら焼く

  11. 表面をフライ返しやゴムベラなどで撫でてなだらかに薄くする

  12. 焼けたら皿に積んでおく

  13. 生地が無くなるまで繰り返す


【サイマイ部分の作り方】

  1. 小鍋に薄力粉と油(5ccくらい残しておく)を入れ、香ばしく色づくまで加熱

  2. さらに油を加えて乳化されるまで(ポタージュ状になるまで)混ぜる

  3. 冷めるまで放置する

  4. グラニュー糖、水あめ、水、レモン汁を混ぜてきつね色になるまで加熱(あまりかき混ぜないでぐるぐると傾けて混ぜる)

  5. 油を塗った入れ物に入れる、またはクッキングシートに出して冷ます

  6. 手で触れるくらいになったら飴細工のように折り畳んで伸ばすのを繰り返す

  7. 白っぽくなり伸ばしづらくなったらドーナツ状にして、最初に作った薄力粉油ペーストを周りに塗り込む

  8. 輪っかを広げて、8の字にして輪を重ねることを繰り返す

  9. だんだんと細くなり、固くなり、力が必要になる

  10. 髪の毛のような細さになり、もう伸びないくらい限界になったら完成

  11. 袋に入れて空気を含ませて保存するのが良い

【食べ方】
ロティにサイマイをのせてくるくると巻いてそのまま食べる

★ロティ、サイマイをそれぞれの状態で一晩寝かすとより現地の味に近づく
★ロティの生地やサイマイに色を付けるとかわいい
★サイマイ作りには力がいるので腕力を鍛えておくと良い
★作業の手順などはYouTubeで検索していろんな動画を見るとわかりやすい


どうでしょうか、意外と作れそうでしょ?

これで日本でもおいしいロティサイマイが食べ放題だぜ

アユタヤの味には劣りますが、ぜひ一度作ってみてください

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