ベンチャー株の奪い方

VCに会社の株を奪われた経験から、ベンチャー株を奪う方法について、ご紹介させていただこうと思います。

ベンチャー株を奪う上で必須の3箇条

1)幹部は自分の言いなりになるイエスマンで固める

ベンチャー株を奪う上で大事なのは言うことを聞くイエスマンをどれだけ集めることが出来るかという点である。VCから調達する場合も自分の息のかかったVCから調達する(調達するVCにわずかでも自分で出資し、投資家の立場でVCを操作するのが重要)。

2)言うことを聞かないボードメンバーを追い出す

瀕死のベンチャーや小さいベンチャーを作る。そのベンチャーに投資して、株の大部分を奪う。適当に受託しながら社員数を増やし、バリュエーションを上げて、VCに適当に投資させる。そのベンチャーを株を奪いたいベンチャーと合併して、株式比率を変える。ボードを役員から排除し、ある程度時間が経ったら、クビにする。クビにする方法はその役員に出来ない仕事を振って仕事を失敗させて責任を取らせる。

3)上場前にはちょっと失敗させる

上場が見えて来たら、成果が出ないような人事移動をして、会社のキャッシュをなくし、一旦上場を延期する。あえて売れないプロダクトをボードメンバーに作らせて、プロダクトが失敗した責任感を感じさせる。
資金がある程度枯渇してきたら、ダイリューションさせる。VC経由で優先株投資して株の大部分を奪う。
あとは、適切な人事配置に戻して、売上を伸ばし、上場して、株を売る。