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月刊プレイリストボーイ2022年5月号

【5月のプレイリスト】

01.So may we start /スパークス
02.She’s Not There/ゾンビーズ
03.「ウルトラQ」メインテーマ/宮内国郎
04.勇み足サミー/バービーボーイズ
05.ねがう夜/aiko
06.People Get Ready/小坂忠
07.Good Time/シック
08.Time(You And I)
(Put A Smile On DJ’s Face Mix)/
クルアンビン&フェリックス・ディキンソン
09.Bird On A Wire/ネヴィル・ブラザーズ
10.炎(feat.Sam Gendel)/折坂悠太

【メモ】

映画「アネット」のオープニング曲。映画そのものは自分にとっては多分に洒落臭かったが、スパークスが歌いながらレコーディングスタジオを出て、夜の街でキャストと合流するという、あの演出はカッコ良かった。

ゾンビーズのこの曲は結構昔から好きだったが、映画「チタン」でヴァンサンがアレクシアの手を取って踊るシーンで流れて来た時にはハッとした。「She’s not there(彼女はそこにいない)」がとても意味深に響く中、踊りながらアレクシアは段々と殺意を顕にして行く。コワッ。

映画「シン・ウルトラマン」から。日本を次々に襲う巨大不明生物はゴメスを皮切りにウルトラQのカイジュウオンパレード。このテーマ曲とストップモーション&テロップの演出は「仁義なき戦い」っぽくもある。

イマサのストラトカッティングの気持ち良さ全開。「勇み足サミー」ってなんか妖怪っぽい。

カーネーションの直枝さんが「聴きながら心で泣いた」というaikoの最新シングル。「記憶は風が吹いてもどこにもいかないなら」思い出とはこれくらいのドライさで付き合うのが良い。5月の風みたいな曲。

小坂忠さん追悼の選曲として、バラカンのラジオでもかかってた。アレサのバージョンと同じく「I believe〜」から始まると、より祈りを感じる。Requiescat in pace

朝、緩やかにヤル気モードを起動したい時は、シックのこの曲を聴くと良いですよ。五月病とかにも効くかもですよ。

クルアンビン3rdアルバムのリミックス盤から脱力系ダンスミュージック。こんな風にシンセが宇宙的に響くと「クラブ」ではなく「ディスコ」の感じになる。

レナード・コーエンの偉大な曲。最近よく聴くのはティム・ハーディンのバージョンだけど、そっちだと46分を超えてしまうのでネヴィルのバージョンにした。アルバム「brother's keeper」のライナーノーツで、どんとが「いちばん心にジンと来た」と言ってた。

折坂悠太の新譜から。歌ってのは言葉にならないものをわざわざ言葉であらわすものなんだなと。それにしてもスゴい歌やな。


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