和歌山・那智勝浦旅行〜後編〜
どうも、安部スナヲです。
夏の那智勝浦旅行、後編です。(前編はこちら)
さて、旅は2日目、8月24日の朝です。
海からのRising sunを見たくて、早起きして那智ブルービーチへ行きましたが、到着した5時半頃には、既に朝陽は水平線からスッカリ顔を出していました。
それでも早朝の海はとても気持ちいいです。
というか、これくらいの時間帯でなければ暑すぎてとてもいられません。
そして熊野古道ー。
大門坂付近までは車で移動し、そこから杉木立ちに覆われた険しい石段を登って行きます。
昨年坂を登った時は、雨のおかげで気温が低めで幾分楽でしたが、今年は高温多湿な上に無風。すぐにバテバテになって足が思うにまかせません。
息絶え絶えになりながら、それでも何とか飛瀧神社まで辿り着きました。
鳥居を潜ると、明らかに体でわかるくらい気温が下がります。
陶然と見入ってしまいます。霊験あらたかとはこのことでしょうか。133メートルのスケールもさることながら、御神体としての厳かな空気と滝のミストが気持ち良すぎて、何時間でもいられそうな気がします。
那智山観光センターへ戻り、少し休憩。
こんな時、つい、ご当地ソフトを欲します。
かなり疲れを感じていますが、もうひとふんばりして、熊野那智大社へ。がしかし、、、参道の石段は、な、なんと467段。ひとふんばりどころの騒ぎではありません。
気が遠くなりそうでしたが、頑張って登り、ようやく本殿に辿り着きました。
境内には樹齢800年の大樟があり、根っ子の部分が空洞になっています。その穴を護摩木や絵馬を持ってくぐりぬける『胎内くぐり』を体験しました。
まるで公園にあるタコの形をした滑り台みたい。こんなお茶目でヤンチャな神事は初めてです。
下山後のお昼ご飯もやっぱり鮪。ランチらしく、ドンブリにしました。
熊野古道〜那智山で、思った以上に体力を消耗したので、午後は部屋で昼寝をし、夕方に地元のスーパーや産直市場などをぶらぶら周りました。
そして最後の夜も、もちろん鮪、まぐろ、マグロー!
鮪三昧の大団円は、去年行ってスッカリ好きになったハーバー食堂日の出丸
ハーバー食堂日の出丸さんは、鮪以外もシンプルな居酒屋メニューが豊富で、どれもめちゃくちゃ美味しくてボリューム満点!近くにあったら毎日来たいお店です。
今回、一年越しで想いを遂げられてしあわせでした。
そして最終日、25日の朝も那須ブルビーチへ。
前日よりも早く来たので、今度は海から朝陽が登る瞬間を見ることができました。
2回目の那智勝浦ということもあり、ムリ、ムラ、ムダのない旅程で、太平洋と鮪と熊野古道を味わい尽くした2泊3日の旅でした。また絶対来たいです。
世界遺産で有名な那智ですが、素顔は飾らない漁港の街で人も少なめ。古風な趣味の人にはおすすめです。
ちなみに今回の旅で使用したカメラはFUJIFILM X-S20。レンズはXF18mm F1.4 R LM WR一本勝負!でしたー。