Advanced Squad Leader (ASL) 勝利への道:コラムー生身の人間との対戦が「人生の“精緻化”」に役立つ
VASL対戦を復活して1年が経とうしています。
振り返ってつらつら思ったのは、これが「人生の“精緻化”」に役立っているということ。
・人生の幸福感、充実感の向上に1ミリも役立っていないことをやめていく
・人生の幸福感、充実感の向上に1ミリでも役立つことを増やしていく
ためにPDCAを回していくプロセスを、個人的には「人生の“精緻化”」と呼んでいます。
人間とは幸福を目指す存在で、幸福感の向上にならないことを、わざわざしないはず…と考えがちですが、実はそうでもないのです。
自分の場合、それは
・海外ドラマや動画サイトをダラダラ視聴する。
・夜になるとお菓子を食べ続ける。
でした。
以前は、夜になってお菓子をつまみながら、海外ドラマを観るのは、人生の幸福感・充実感に役立っていました。
「今日1日がんばった自分へのごほうび」というやつですね。
それが、やがて「なんかむなしい」「こんなことをしてもいいのだろうか」と思うように。
要するに、ドラマや動画サイトに飽きてきたのです。
また、糖質の摂り過ぎの弊害についていろいろ知るようになりました。
同時に世の中には、もっと幸福感・充実感を高めるものが、いくらでもあるということに気づき始めていました。
なのに、夜になってお菓子をつまみながら、ドラマを観ることがやめられない、とまらない……
そして寝る前に「何やってんだ、オレ」と反省。
このループがえんえんと続くのです。
ま、脳科学的には簡単に説明がつく話で、要するに「脳は長年続けていて、快と感じていたことを維持しようとする」ということです。
わかりやすく言えば、いちど身についた習慣はやめにくい―それが惰性や悪習慣へと変わってしまっても。
これを打破するのは本当に難しい。
海外ドラマにもう興味はないし、お菓子を食べても健康リスクが増えるだけだと知っているのに、なぜかやめられない。
先日、ライフハッカーにも書いたのですが、特にお菓子をやめるのは大変でした。
自分は3年かかりました。
一時は「半径10キロのスーパーやコンビニが、自分に対してお菓子を売らないというサービスがあればいいのに」「Amazonでお菓子をポチろうとすると、警告表示が出て買えない機能があればいいのに」と妄想するくらい。
一方、海外ドラマを、なんとなく何シーズンも視聴する「クセ」は、すっと卒業できました。
それは、ほかでもないVASL対戦のおかげ。
夜の19時だの20時だのに頭脳をめっさ使うことをする。しかも「これこれの時間にプレイする」と約束した(CPUやソロでない)生身の人が相手なのですから、自然と「夜に時間と頭を使える環境づくり」のマインドセットができあがるのですね。
気づいたら、ダラダラ視聴はやめられていました。
良い習慣を身につけるのも、悪い習慣と縁を切るのも、「強制力」が最強なんだなとつくづく思いました。
その意味でも、対人戦を再開したことは、人生の“精緻化”に役立っていると、実感する今日この頃です。
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