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オカリナととても相性のいいギター

ほぼ日課となっているYouTubeのオカリナ動画検索。「オカリナとギター」というワードで検索していたら素敵な演奏に出会いました。

オカリナとギターのデュオ「Shana(シャナ)」さんのコンサートです。時期的(2021年10月3日)にコロナ禍の真っ只中なので無観客のライブ配信です。

ギタリストの原健太郎さんの伴奏でオカリナを吹く妻の麻由子さん。澄んだ音色が響き渡り、なんともいいですね。これはダイジェスト版で、実際のライブでは麻由子さんの語り(進行)と歌もあります。

YouTubeのチャンネル(土と水と火と風のある暮らしと音)にはいくつもの演奏動画がアップされており、つい聴き入ってしまいました。

Shana は1998年秋、福岡市で演奏活動を始め、2001年に出産を機に佐賀県の脊振村という小さな山あいの村に移住。ふたりのお子さんと愛犬とともに暮らしています。リリースしたCDは5枚。

チャンネル内の自己紹介には、次のような一文があり、Shana さんの演奏活動のバックボーンがよくわかります。

木々を揺らす風の音、流れる水の音、季節の草花、満ちては欠ける月、満天の星‥‥、自然に囲まれた暮らしの中から生まれる音を奏でています。教会、お寺、神社、病院、学校、イベントなど、結ばれたご縁を大切にしながら、音色を届ける旅を続けています。

「書は体を表す」(人が書く文字には、人となり、本質が表れる)

オカリナの演奏にも同じことが言える、と改めて思いました。

前置きが長くなりましたが、なぜ「オカリナとギター」というワードでYouTube検索したのかというと、伴奏音源にふさわしい楽器は何だろうと考えたからです。

オカリナの特性である素朴な音は、ピアノやバイオリン、フルートといった他の楽器とも相性がいいことは当ブログでも触れました。

伴奏音源については、一般的にピアノが一番多いのではないでしょうか。楽器の進化の究極ともいえるピアノは、やはり群を抜く存在で、あらゆる音楽シーンに対応しますから。

ただ、洗練され完璧であるがゆえに、オカリナの伴奏音源としては〝強すぎる〟ような気がするのです。あくまでも個人的な独断と偏見ですが…。

したがって、いまのところ伴奏音源としてはギターが一番気に入ってます。

もともと弦楽器が好きでバイオリンやチェロの演奏をよく聴いているのですが、弦の響きとオカリナの音色は「親和性」があるのではないでしょうか。
ですから、オカリナとのアンサンブル(合奏、重奏)は、大きな可能性を感じます。たとえば、次のような演奏です?。

格調高く、荘厳な雰囲気、いいですよね。もっとも、バイオリン、ビオラ、チェロのストリングスですから当然といえば当然で、オカリナのところにフルートが入っても成立するはずです。

というわけで、私もカラオケ伴奏CD付きのオカリナ曲集(おしゃれなイタリア曲集 By 「nyuCrossroad 」)を購入、そのなかの1曲「シチリアーナ(レスピーギ)」の習得に取り組んでいます(まだまだ道半ばですが)。

nyuCrossroad(ニュークロスロード)は、ギター・土田直之さんとオカリナ(フルート)・斉藤由美香さんのデュオ奏者です。実際の演奏はこちら。

2020年春の自粛期間中に作曲した「Take off Together」。オリジナル曲です。



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