2度目のハノイ はじめてのホイアン - 8泊10日 / 1日目(2/2)ノイバイ空港からオペラハウス近くのホテルへ
2024, < ベトナム航空 >
7/30 羽田 - ハノイ
8/04 ハノイ - ダナン/ホイアン
8/08 ホイアン/ダナン - 成田
7/30
時刻は20:30すぎ
雨のノイバイ空港から車で旧市街方面のホテルへ向かいます。
ずっしりと纏わりつく暑さを身体に感じたのも束の間、車内に足を踏み入れると一転して
頭がクンっとくるほどの冷気で
急速に湿気が剥がされていきました。
強めに降る雨と、緑に茂った長い枝々が風で大きく揺れている様子を車窓から眺めながら
気温やお天気にほとんど左右されず歩きやすい日々を過ごした7ヶ月前とは、明らかに違う気候を実感します。
前回の旅行ではハノイ大教会にもハンザ市場にも近い、旧市街にある
O'Gallery Premier Hotel & Spa
に宿泊しました。賑やかな旧市街にありながら
ホテル自体はとても落ち着いた雰囲気を持つ、
居心地の良い本当に素敵なホテルでした。
そして今回は、ホアンキエム湖の下の方
オペラハウス近くのホテルに。
前回は旧市街泊ならではの賑やかさと便利さを
たっぷりと堪能しながら過ごした8日間でしたが、ホアンキエムの南側を大きくお散歩しているときに、旧市街の中心とは又違う
アジアとフランスの混ざり合いの優美さが
区画の広さのなかで穏やかさと共に出ているオペラハウス周辺の雰囲気にとても心を動かされ
あぁ、機会があったらこの辺りで数日間過ごしてみるのも素敵だなぁと思っていたのです。
ノイバイ空港から40分ほどでホテルに到着。
今回のホテルは
Conifer Boutique Hotel 。
とてもにこやかで感じの良いホテルスタッフの方々に迎えられ、嬉しい気持ちになりながらチェックインを済ませてお部屋へ。
時刻はもう22時すぎ
さぁ! ハノイ最初の食事、
大切な夕食を求めてホテルを出よう。
とってもお腹が空いているのですが、
この時間ですと前回楽しんだ所も含めて食事主体のお店はお終いになっているところが多いようでした。ですので夜遅くに、歩きながら良さそうなお店を見つけると言うかなり難しそうな課題に立ち向かわねばなりません。
こーれーは今までの全旅行経験が試される時だぞ!!とフライト時間が決まった時から大きな覚悟を持ち、この日を迎えました。
何でも良い、はダメなのです。美味しいものを食べたいっ。
前回のハノイから日が浅いのが嬉しい。
まだしっかりと残っている頭の中の地図を頼りにパキパキと歩き、
自分たちの勘を研ぎ澄ませ、
鼻をきかせ、
なるべく早く
しっかりと一食入魂を決めようではないか、
と高揚感たっぷりに旧市街中心を目指します。
旧市街内に入ると平日なのですが
思っていたよりもずっと多くの人がおり、
ビールを楽しめるビアホイ通りとして有名な
ターヒエンは特に大賑わいでした。
今はビアホイよりもしっかりとハノイご飯を食べたかった私たちは、何となくの勘で
美味しいものがありそうな東河門方面へ人混みを縫いながら
ココは違う、ここも違う、と
お店をちらり見ながらチェックしては進み、進み、そして
光っていました。
交差点に現れた神々しい屋台。
お食事をしている方々の表情に覇気があり、
お店の空気が澱んでいなく
調理台は清潔。
ここは美味しい!と佇まいが言っています。
見つけた...と足が自然に止まると、
お食事をしていた方が顔を上げて満面の笑みで
ココは美味しいよ!とジェスチャーで教えて下さいました。
夫と喜んでいると、お店の方のおひとりが
英語で話して下さいながら調理台の目の前に席を用意して下さりました。
どんなお料理かわからずに座りましたが
大きなメニューには英語表記もあり、
読んでいるうちにもう美味しそうです。
カニのお出汁が最高の麺料理。
シャコも肉厚で美味しい!
フライド豆腐もカニのお出汁をたっぷりと吸って、これはお揚げだね〜と何だか食べ慣れた食感に嬉しくなります。
大切なハノイ1食目は惚れ惚れするほどの優勝。
ちょっと疲れもありながらの夜遅く、
お腹が空いている状態で
自分たちの勘だけを頼りに良くぞここを見つけた!と互いをたたえ合い、
アジアでヨーロッパで
歩いては食べる、を楽しんで重ねてきた結果が
今!ここに表れたのでは!と
カニの香りいっぱいの熱々の麺とスープを口に
しながら興奮が止まらないおしゃべりも、
いかにも旅をしている風情で
これもまた最高。
大満足のごちそうさま。
時刻は23:53
歩いて寄り道もしながらホテルへ帰りたい気持ちもありましたが
疲れと暑さ、明日からも元気に楽しむために、
を考え無理せずGrabをお願いし、
ホテルへ戻りました。
この判断をし、実行できた自分たちに拍手。
体力と相談しながら
旅の仕方が少しづつ変わっていくことも
楽しんで受け入れていきたいな
と思っています。
ただいま ホテル。
明日の朝、
お部屋のベランダからどんな景色が見られるのか
楽しみに
おやすみなさい。
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