私の純猥談　短編「Go fuck yourself」

完全に乾かないうちに、貴方はキスをする。
あと何回、もう一回、
甘い駆け引きで、勝負する。
負けるわけにはいかない。
見捨てるように、
見捨てられないように、
互いの腹の中を探り合う様に、求めあう。
わかっているの。
もう、私じゃなくて良いって。
私に、夢を見させないで。
これ以上嫌いにさせないで。
いつも自分勝手な貴方に言ってあげる。
くたばっちまえ。
退屈でも良い。
そんな事を恐れたんじゃない。
でも、平凡な女にはなりたくない。
だから、悪態をつく。
言葉と態度が裏腹の様に。
バラバラになって、欠けたピースが戻らないように。
私も、あんたも、もう戻らない。
だから、もうくたばっちまえ。
fuck of…xx!