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特許取得のお知らせ( 位置検知ソリューション関連 )

アドソル日進株式会社は、生産性向上や、業務改革に向け、人やモノの「位置情報(デジタルデータ)」を活用し、DX(デジタル・トランスフォーメーション)を実現するソリューションをご提供しております。
このたび、「 位置検知ソリューション 」に関する「 特許 」を取得しました。当社は創業以来、研究開発に積極的に取り組み、保有する特許権は「 21件 」となりました。


1.特許の概要

本特許は、当社が提供する、屋内・屋外の「人」や「モノ」をシームレスに位置検知する「位置検知ソリューション:uS1GMA(ユーシグマ)」で活用する技術の一つです。

uS1GMA の概要

具体的には、屋内測位により製造工程の中で「誰がどこにいるか」を特定し、カメラなどの映像情報からAIなどにより「姿勢」を推定することで、作業者がどの「工程」で何の「作業」をしているのかを特定する技術です。
 
この技術を活用することにより、工場や物流倉庫などにおける各種作業や安全管理などをこれまで以上に効率化・スマート化することが可能となります。

特許証
  • 特許番号 :特許第7327962号

  • 発明の名称:作業監視装置、作業監視システム、作業監視方法、およびプログラム

  • 出願日  :2019年3月19日

  • 登録日  :2023年8月07日

  • 特許権者 :アドソル日進株式会社

2.技術革新への取り組みについて

当社は、100%子会社の米国サンノゼR&Dセンターや企業・大学・研究機関との共同研究、また、AI研究所での研究開発等の取り組みを通じて、「SDGs(目標9):産業と技術革新の基盤をつくろう」の実現に挑戦しています。

SDGs(目標9)

また、独自技術の特許取得にも長年、取り組んでおります。
今後も、これらの活動を通じて、技術力の強化とサービスメニューの拡充を図ると同時に、最先端テクノロジーを活用したイノベーションの創造・提供により、豊かな暮らしと社会の発展に貢献してまいります。

3.アドソル日進の「位置検知ソリューション」

当社は、「人」「モノ」の位置・状態をリアルタイムで管理し、現場を見える化することで、お客様の生産性向上や、業務改革に貢献する「位置検知ソリューション」を提供しています。


◆ データ収集

uLocation(ユーロケーション)ポータル

  • 持ち運び可能・ネットワーク配線工事なしで屋内の位置情報を手軽に収集

  • 「モノ」の所在管理を効率化

  • 品質管理・生産技術部署等による各工場・物流倉庫の情報収集・分析等にも活用可能

uLocation-Q(ユーロケーション・キュー)

  • 屋内の位置情報を10cmの高精度で立体的(3D)に検知

  • 「誰が」「いつ」「どこで」「どの」作業をしているかをリアルタイムに検知

  • 作業者の動線分析等に活用でき業務効率化・スマート化に寄与

◆ 見える化

uS1GMA(ユーシグマ)

  • 屋内・屋外の位置情報をシームレスに見える化

  • 「人」や「モノ」の位置、状態をリアルタイムに把握し、データを蓄積

  • 現場の動きを見える化し、生産性向上やコスト削減に貢献


下記事例をはじめ、大型商業施設や公共施設など、業種によらず様々なロケーションで当社の位置検知ソリューションをご活用いただいております。

◆   導入事例

製造業様

  • 「工場、生産ライン」等での、作業者の動線や、作業状況の把握、資材、治工具等の位置情報(所在)を収集し、デジタルデータ化と、お客様の課題解決に貢献する「価値あるデータの見える化」を行います。

  • これにより、生産ラインのレイアウト改善や、工程の見直し、治工具の適正管理や作業員の再配置等に貢献します。

医療/介護業様

  • 「医療機器」や「検査機器」の、稼働状況や位置情報(所在)を収集、デジタルデータ化とアプリケーション上での一括管理・把握を行います。

  • これにより、緊急時に「機器を探す」といった無駄な時間の削減に加え、運用管理の最適化(医療機器の所在管理や機器・備品等の最適配置等)よる業務改善に貢献します。

運送業様

  • 「倉庫」での、作業者やフォークリフトの動線や稼働状況配送商品やパレット等の位置情報(所在)を収集、デジタルデータ化とアプリケーション上での一括管理・把握を行います。

  • これにより、出荷業務の効率化(ピッキングや作業動線の効率化、保管場所の最適化)等に貢献します。