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別れと、出会いと

ここ最近、noteを更新できていませんでしたが、ほぼ積み上がった開発タスクをせっせとこなしておりました。

さて、ここ数ヶ月で弊社にとって大きな動きがありましたのでここでご報告します。

大きな動きとは、人の動きです。最近「別れ」と「出会い」がありました!

まぁ、小さな会社ではこんなことがあるんだな、くらいに見ていただければ幸いです!

【別れ】

まずは、別れから、です。
今回、弊社(株式会社Insight science)の取締役(加瀬さん、高橋さん)を務めていただいていた2人が2022年1月末を以って退任することとなりました。

加瀬さんは2年前から、高橋さんは1年前から、同じ目標に向かって意気投合し、協力をしてくれた2人です。
毎日のように様々な議論を重ね、開発を進めてきました。

オンラインで激論を交わすこともあれば、3人で付箋をペタペタ貼りながら、あーでもない、こーでもないと議論を積み重ねてきました。今から考えてもとても楽しい議論の数々でした。

当初この2人との関係は、1年前にもnoteにも書来ましたが、
それまで1人経営という形で進めてきた私にとっては議論できるというだけでもありがたいと感じる関係でありました。今でもとても感謝をしています。


当時は特に、「ようやく仲間にめぐり逢えた!」ととても嬉しかったし、心強く感じたのを今でも覚えています。

そんな関係が、なぜたった1年で終わりになったのか(実際は終わりではなく、形を変えると言うことですが(後述))、をご説明します。

実は、取締役の2人は、実は別のLPコンサルティングを営む会社(株式会社Insight compass)の社長と取締役でもあります。
簡単に言えば、そちらのサービスがとても好調であるが故に、忙しくなってしまい、どうしても当社の取組としては思うように動けなくなってしまったというのが理由になります。


端的に言いますと、これ以上でもこれ以下でもないのですが、3人で話しあった結果、退任をしてもらう方向で進めることにしました。

もちろん、2人が忙しくなくなるまで待って、また手を取り合って進めるという方法もあるでしょう、と思われる方も多いと思います。

【こだわりを貫かせてもらった】

ただ、ここには私なりの"こだわり"があります。
私は会社の経営者やマネジャーは、会社という船の中心に近い役割であると考えています(決して上下ではなく)。そしてその中心にいる人間が一番会社や事業のことを考えている、リードをしているということは、会社にとって「とても重要なこと」だと考えています。


もちろん、社長という役割も例外ではなく、その最たる存在である必要があり、最も会社のことを考えていなければならない、と思っています。

特に50人以下の企業では、いかなる事情でも会社を人生の最優先に置けない人が中心に立ってしまうと、その人の意図に関係なく、会社の進むべき方位磁石の針を狂わせてしまうことがあると考えます。それは、熱意や本気度が社内外の全ステークホルダーに伝わらないと思うからです。

そのため、経験豊富で優秀な2人ではありますが、泣く泣く取締役を外れていただいた方が良いという判断をしました。
人によっては愚かな決断と言われるかもしれませんが、私は今後、会社を強くするためにすごく重要なことだと考えているのです。

もちろん、円満退任(っていうんですかね?)なので、その後も2人にはパートナーとして相互協力を約束してくれています。つまり、少し中心から外側に移動して頂いただけという言い方をしても良いかもしれません。


結果的には短い間となってしまいましたが、これまで議論しながら色んな思考を深く、広く展開できたことは当社にとっての重要な財産ですし、それを活かしてすごいサービスにしていく覚悟は変わりません。2人とは、お互いの利害が一致する限り、これからもパートナーとして良い関係を築いていきます!

【本音の部分】

まぁ、でも、本音として、寂しいという気持ちはゼロではありません。
やはり3本の矢で戦っていける安心感、ワクワク感に比べると、1本になることは全く異なりますね。

でも、それで信念やこだわりを曲げてはいけない。そんな会社が多少伸びたところで、世界を変えることなんてできない、と思うからです。

このように、色々考えて、沈んで、「また、ひとりから始めるか。。。」と浮き上がってきて、今に至ります!こういうのが経験できるというのも、経営人生としての醍醐味かもしれません。

言い方が悪いですが、もしお願いしたら名前を借りて残ってもらうことも可能であったかもしれません。
経営者が3人いた方が初めて会うお客様からしたら安心してもらえる可能性に気づかなかった訳ではありません。

しかし、そんな見せかけの安心感は、当社には必要ありません。
当社は今後、どんな体制変更があろうとも、全員が「Web担当者をスター社員にする」ために奔走し、中心にいる経営者、役職者が、一番そのことについて人生をかけ考えている会社であり続けます。

それを最適にできる組織であり続けること以外に思考の時間を費やす余裕は全くもってありません。

そして、もちろん、実際は1人ではありません。業務委託や外部のパートナーの方含め、いろんな方に支えて頂いている"チーム"があります。あくまで会社の方針を決める役割として、一旦1人に戻るという話です!

この経験を今このフェーズでできたことが、後から振り返った時にすごく良い経験をさせてもらえたことになると確信しております!


【新たな出会い】

そんな中で、新たな嬉しい出会いもいくつかありました。
業務委託の方や開発パートナーの会社も、信頼してお願いできる方々が増えてきました!これは本当にありがたいことです。特に今の私にとって。

そして、その業務委託の1人であったメンバーで、河戸(かわと)さんという若者が、ジョインしてくれることになりました。
河戸さんは業務委託当初から私の考えているビジョンや野望に大きく共感をしてもらい、これから一緒に夢を叶えていく仲間になりました。(大きく一歩、中心に近くきてもらいました!)

業務委託としては、ジョインまでも数ヶ月間、協力をしてきてもらいましたので、業務や当社の考え方をほぼ完璧にインプットして最初からフルアクセルで入ってもらっております。

そのおかげで、また新たな未来が見えてきております。

河戸さんは、まだ若いですが、自身の広告運用の経験を通じて、クリエイティブに対する課題感、未来のあるべき姿をここ数ヶ月意見を交わし合ってきました。

その上で、この業界に対する危機意識を共有し、そこで大きな変革を、とても大変な変革を一緒にやり遂げていこう、と改めて意気投合をしております。

また、河戸さんの紹介は、どこかでさせてもらいます!

【最後に】

今回外れることになった加瀬さん、高橋さん、そして河戸さんのジョインのおかげもあり、とても面白い絵を毎日ブラッシュアップしながら、今も追いかけられています!

そして、その青写真が、形になっていく瞬間はなんとも感慨深いものがあります。

別れも出会いも、当社にとって1つ1つが貴重な経験であり、関わってくれた方々の貢献が消えることは決してありません

これからも会社として、事業としてどんどん成長し、たくさんの出会いと別れを経験し、強い会社にして、本気でWeb担当者をスター社員にする会社を作っていきます!


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