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広告クリエイティブの未来から、「クリエイティブの科学」の意義を考えてみよう
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本日は、広告クリエイティブの未来を考えるきっかけとなる記事を書いてみたいと思います。
なぜ、クリエイティブの科学が必要になるのか、その片鱗を感じて頂ければ幸いです。
【広告クリエイティブの未来を考える:ARグラス登場で広告業界はどう変わるのか】
2023年、噂ではアップルがARグラスを発売するという噂があります。
ARグラスは、「広告」にとって多大な影響を与えうるデバイスと考えています。
以前、Googleグラスが登場し、プライバシーの問題で大衆化することはありませんでした。
今回は、プライバシー関連に高い意識を持つAppleが出すということで、個人的に大衆化の期待を高めています。
では、ARグラスが大衆化すると、何が起こるのか、を考えてみましょう。
ARグラスはリアルの対象物と、デジタルデータが融合することが可能です。
ユーザーが今、何をしているのか、何を見ているのかが、「言葉」を通さずに見えてきます。
例えば、吹雪の中スキーをしているユーザーに、暖かいカップヌードルの広告を見せられるとしたら、反応はどうでしょうか?
街角で散歩をしている時に、角を2つ曲がったら、美味しいコーヒー屋さんがあるという広告を見せられたら、興味は引けるでしょうか?
このように、広告としての可能性を感じずにはいられないのです。
ここまで来ると、「タイミング」×「広告」となります。
音声まで加えられるかもしれませんね。
どんな言葉を、どんなタイミングでかけるかで、広告がユーザーの生活に「提案」をする世界が創れるのです。
しかし、これらの提案を効果的にするには、何かが必要です。
そうです、「科学」ですね。
どんな時に、どんなものをみているユーザーに、何を・どのように提案すべきかを科学しなければ、良い提案ができません。
ARグラスになると、四六時中接点を持つことになるため、ユーザーの感情に寄り添うような付き合い方を考えていかなければなりません。
嫌われる広告ではなく、喜ばれる提案になることが可能かもしれません。
吹雪の雪山ではカップラーメンは、200円ではなく500円でも売れるかもしれません。それだけ価値が高まるということです。
ユーザーにとっては、体験が重要なのです。
そのタイミングで、「ちょっとした幸せ」を提案できるクリエイティブの世界へ。
もちろん、ARグラスで広告がどこまで許容されるかは分かりません。
しかし、このような未来が来ないとも言えないのです。
クリエイティブを科学することで、ユーザーに好かれる広告(内容、タイミング)に少し近付くのではないでしょうか。
ユーザーは、広告をみることにより、ポイントを得られるかもしれません。
何よりも、街を歩いて意外な発見をさせてくれるのが広告だと思ってもらえた時、
「広告」の存在意義は今より変わるのではないでしょうか。
いかがでしょうか。
我々は、このような世界を作る手助けをしたいと思っています。
そのためには、広告クリエイティブの科学を当たり前にしたいのです。
その上で、それをどううまくやるか、速くやるか、低コストにやるか、を考えていきたい。
クリエイティブが科学されない世界は、広告が言いたいことを言うだけの嫌われ者になり続けます。
でも、広告を出している企業の売り上げが日本経済を作っているのです。
景気が良くなり、困る人はいないと思います。
だから、消費者と企業の距離をもう少し縮めていきたい。
そこに「クリエイティブの科学」は、必須だと考えています。