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AIは「楽をするため」ではなく、「人助け」をするために使うべきだ
AIやテクノロジーを活用して目指すべきこと
私が、AIやテクノロジーを推進する理由は、以下です。
・人間にとって最も重要な"時間"を守るため
・苦労すべきところではないところの時間をセーブしてもらうため
・よりその人でしかできない価値発揮できる箇所に時間をかけて欲しいため
お金は重要ですが、手段だと思うのです。
しかし、それが重視され過ぎています。
最も大事なのは時間だと思います。
本来、時間を有意義に、贅沢に、使うために、お金が欲しいのではないでしょうか?
「AIに仕事を奪われる」はお金を意識した発言かもしれないと思っています。
でも、お金がもらいたいから、その仕事をしているのですか?
誰かを助けたい、幸せにしたい、困っている人をサポートしたい、より人生を充実させてあげたいからするのが仕事ですよね?
そうなると、AIに仕事を奪われる、ではなく、
「おぉ、AIがやってくれるから、幸せな人が増えるな。では、自分がどんな役割に徹すれば、価値を最大化できるだろうか?」
と考えるのが、本来あるべきなのではないでしょうか。
我々が取り組んでいる対象のライティング業務は、人間が価値発揮できる、すべきことと、
AIが価値発揮できる・すべきことが混在していると考えています。
AIライティングツールは2つの思想に分けられる
私の見る限り、AIライティングツールには、2つの思想があり、そのどちらも入っているケースと強弱が見え隠れすると思っております。
その2つの思想とは、以下です。
・お金目的(楽できる、簡単、ハックできる)
・人助けする人(ライター)を人助けする目的
人間は、楽をしたくなる生き物です。それは私もよくわかります。
前者のお金目的という風にまとめさせてもらったツールはこんな主張をします。
「たった、数分で、魔法のような記事が制作できる」
「面倒な作業から解放される」
このような、苦労している人にオアシスを見せるようなワードが並びます。
しかし、ライティングは、本来そのような楽をして作るものではないのではないでしょうか。
では、UniCopiでは楽をできないの?と思われるかもしれませんが、我々の思想は、「楽をすべきところで楽をする」ということです。
裏を返すと、「人が苦労すべきところは苦労すべき」と考えています。
例えば、困っている人がどんなことで困っているかを考え、人にとって読みやすい記事構成になっているかなどは、時間をかけるべきところだと思うのです。
UniCopiを使って欲しい人と、使って欲しくない人
上述した通り、最初の発案やリサーチ、チェック業務を
人がやるよりも早く、圧倒的に精度が高く、ライターさんの思考に合わせてやるということを目的にしています。
なので、正直、楽だけをしたい人に、UniCopiはおすすめしませんし、我々はそのような思想で記事を書いて欲しいと1ミリも思いません。
記事は、人助けをするものです。
読み手は、何かに困っていたりします。
もしかしたら、藁にもすがる思いで情報を探しているかもしれません。
そこに、解決策となる情報を提示してあげることが、目的です。
Googleファーストから、読み手ファーストへ
この業界にいると、「それってGoogleが評価しますかね?」「でも、Googleは、」「Googleって」と。
Googleのために記事を書いているのか、と思うような話題が飛び交います。
もちろん、手段として重要なので、これ自体を否定していませんが、文脈によってはうんざりすることもたまにあります。
いや、たとえGoogleの技術仕様に反しようが、人の助けになることならやるべきではないですか?(そして、Googleも間違いなくそれを目指しています)
だから、記事を書くときは、
読み手ファーストであって欲しいと願っています。
目の前の、困っている人を助けるイメージで記事を書いて欲しいのです。
あなたが持っている情報、その先のサービスが人を助けるのです。
人の人生を豊かにするのです。
我々は、AIの使い方を決して間違えてはいけません。
お金稼ぎの道具である前に、人助けの道具であるべきだと思うのです。
ぜひ、皆さんも目の前のAIツール、AI研修などを、2つの思想で分類してみてください。仮面をかぶっている場合もありますので、要注意です。
そして、「これは違うな」と思ったら、どんな便利でも使用しないでください。
なぜなら、「人助けをしない企業」になってしまうからです。
最初はそうでなかったはずです。
でも、「AIで楽ができる」がそのうち「何の苦労もなくお金を稼げる」勘違いになり、努力をしなくなります。
「人助けをしない企業」は、世の中に必要なくなります。
つまり、衰退の道を始めることになってしまいます。
AIツールの選定は、それくらい重要だということを考えてください。