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わんちゃん自身の個性や特性-第1部-

こんにちは!あどらぶるどっぐです!

今回はトリミングサロン選びの際に重要なポイント解説の番外編
「わんちゃん自身の個性や特性」についてお話していきます!

前回までの動画では
トリミングサロン選びに大切なことの
1つ目として
「利用者=飼い主さんが自分の求めることを明確にすること」
2つ目として
「トリミングサロンの特徴を見極める」をテーマに解説してきました

この2つがきちんとできるようになると、自分に合ったトリミングサロンを選びやすくなると思います

今回は番外編として、とても大切だけど今の日本ではあまり浸透していなかったり、意識を向けられていなかったり、後回しにされがちな「わんちゃん自身の個性や特性」について解説していきます

今回のテーマの記事を読んだ後は、
うちの子はトリミングサロンを選ぶときに気をつけた方がいいことがあるのか
どういう点が個性や特性なのか
がわかるようになり、過去の動画と合わせてトリミングサロン選びのヒントになると思います!

今回は
1.わんちゃんの個性や特性って?
2.トリミングやトリミングサロンに関係するポイント
3.どこまで配慮を望むのか
4.今回のまとめ
の順に、3部構成でお話していきます


第1部は「1.わんちゃんの個性や特性って?」をお話していきます


1部ごとにご自身の考えと照らし合わせながらお読みいただければと思います

1.わんちゃんの個性や特性って?

私達人間も、それぞれ違いや個体差がありますよね

いくつか例えを出してみましょう

身体の骨格が
しっかりしている人もいれば、
線が細い人もいます

普通の話し声が
大きな人もいれば
小さな人もいます

ジェットコースターなどの絶叫マシーンが
好きな人もいれば
苦手な人もいます

新しいことに
積極的に飛び込んで行くことが楽しい人もいれば
あまり変化や新しいことを望まない人もいます

こんな風に、人間は色々な人がいて個性や特性も様々です

このような個性や特性はわんちゃんにもあり
うちの子はどうなんだろう?
と一度目を向け、トリミングサロン選びに考慮するポイントの考え方をお話していきたいと思います!

わんちゃんでの例をいくつか出してみますので、そう言われるとうちの子はこれに当てはまるかも?なども一緒に考えていただければと思います!

ここではわかりやすく大雑把な例になりますが、実際はグラデーションのように少しずつみんな違いますので、そこだけ頭に入れて見ていただければと思います


わんちゃんの個性や特性の例

それでは、より具体的な例をみていきましょう
こういうことなら、他にもこんなことがうちの子はあるなぁ!など自分のおうちの子に置き換えて考えていただけたら嬉しいです

ここでは6項目、例を出してみますね

1.人が好き、苦手
どんな人にも好意的に自ら寄っていく子もいれば
知り合いやパパママ以外には自ら寄っていったりせずに隠れたり距離をおく子もいます
何度も会っていても家族以外には近寄らない、という子ももちろんいます

2.音を気にしない、気にする
爆音でない限り、物音などを特に気にしない子もいれば
少しの物音でも気になってしまう子もいます

3.新しい・知らない場所
初めて行く場所で
特に気にせずむしろ積極的ににおいをかぎに行ったりする子もいれば
あまり動かなかったり、飼い主さんから離れなかったり、歩かない子もいます

4.他のわんちゃん
積極的に上手に挨拶にいく子もいれば
積極的に行き過ぎて怒られたり嫌がられたりしちゃう子、
挨拶に来る子は拒まないけど、自分からは行かない子、
他のわんちゃんは苦手で隠れたり、逃げる子、
怒ったり、パニックになってしまう子もいます

5.車やトリミングサロンなどの慣れていない場所でのおやつ
気にせず食べる子もいれば
緊張して食べられない子、
大好きなものは食べるけどそれ以外のものは食べない子もいます

6.飼い主さんと離れると
気にしない子もいれば
はじめは気にするけどすぐに慣れる子、
全く動けなくなっってしまうや
ずっと吠えていたりパニックのようなものなってしまう子もいます

以上、6項目

1.人が好き、苦手
2.音を気にしない、気にする
3.新しい・知らない場所
4.他のわんちゃん
5.お家や車などの慣れていない場所でおやつなどを
6.飼い主さんと離れるとを例としてあげてみました!

どうでしょうか?
こう考えると、「うちの子はこういう面がある!」と思い浮かびませんか?

そういった個性や特性自体が良い悪いではなく、「じゃあうちの子は、どういうところを気を付けてあげたほうがいいのかな?」と考えるヒントに活用していただければと思います

1つだけ、注意点として
こういった考え方、捉え方は心理学でラベリングといわれるものに近いです

少し使い方を間違えてしまうと「この子はこういう個性を持っているからこうじゃないといけない!」というように考えが固まってしまい、マイナスの方向に行ってしまったり、本来はそうではないのに、考えが飛躍してしまうこともあります

ひとつ例えてみましょう

チワワのAちゃんは、初めて会う人が苦手というよりも、慣れるまで少し時間がほしい子だと仮定します

しかし、時間をかけてご挨拶をしたり、待っててくれる人と出会うことが少ないため、ママは「Aちゃんは人が苦手なのかも?」と考えました

その後も人と関わる機会がありましたが、ゆっくり関わってくれる人は少数だったため、ママは「Aちゃんは人が苦手」と思いました

その後「Aちゃんは人が苦手だから」と人を避けたり、関わらないように過度に気を遣ってしまい、Aちゃんが人に興味を持ってもその場から離してしまう行動をとるようになりました

初めて行くトリミングサロンでも
「うちの子は人が苦手なのでそっとしておいてあげてください」と
Aちゃんのことを想ってトリマーに伝えました

この場合、本当は「時間をかければ人が苦手ではないAちゃん」が
「人が苦手なAちゃん」と思われてしまい、人を避けるような環境を作ってしまう、ということが起きてしまいました

そう考えてしまうことは日常に多々あります
なるべくフラットに、そして柔軟に考えてあげたり、様子をしっかり見てアップデートしてあげたりして、あまり思い込みすぎない程度に考えてみましょうね


今回はここまでです
わんちゃんの個性や特性ってこういうことか、と考えるきっかけになれば嬉しいです

次回は第2部「2.トリミングやトリミングサロンに関係するポイント」についてですわんちゃんの個性や特性が、トリミングとどう関係してくるのか、ということをお話していきます

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ではまた次回お会いしましょう

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