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私たちと生成AIの現在地と目指す場所とは

今日は私の残された人生の第一日目だ。
運命の初日とする。
生誕16,422日目。

8時出社。

10時からの打ち合わせの準備。昨晩は年賀状の注文で夜更かししたので少し眠い。レアルデータで構築したテスト環境で生成される資料の最終チェック。IMPORTRANGEのエラー検知はもう少し改良の余地ありですが、それ以外は問題なし。

9時30分にオフィスを出て、呉服町からバスで博多駅に移動して、地下を通って福岡朝日ビルへ。

10時から古賀マネージメント総研株式会社の義隆さんをご訪問。前の打ち合わせが長引いているようで、事務所の窓際の席で待たせていただく。博多駅周辺が見渡せる贅沢な席。

リアルデータを使ったテスト環境の開発の進捗報告と、12月13日の第10回AIオープンラボ登壇の打ち合わせ。どちらも問題なし。GoogleのGeminiとRPAについてお話させていただき、簡単なデモンストレーションをさせていただく予定です。

後半はAIに関する情報交換。AIをどうやってビジネスモデルに組み込み、マネタイズしていくかが最近のテーマ。「これだ!」というアイデアにはまだ巡り逢えていませんが、きっと各業種に潜在してるんでしょうね。午後からのオンラインセミナーの情報をシェアしてお別れ。

駅前一丁目からバスで呉服町に移動し、オフィスに戻る。

ランチタイム直前に、最寄りのコンビニでAmazonで注文していた商品の受け取り。これからの改善の記録に使うTODOノートと、いつも使っているメモ用のCampusノート。

ランチタイム。銀行融資や年末年始の過ごし方について。今年の年末年始休暇は少し長めですね。

13時からは産経新聞DXセミナー「生成AI×DX 2025展望」を視聴しながら13日の登壇に向けてスライド作成を進める。

経済産業省の渡辺琢也さんの基調講演「ニッポンの生成AI開発力を解き放つ~GENIACを始めとした経済産業省の取り組みについて~」からスタート。GENIACはGenerative AI Accelerator Challengeの略で、日本国内の基盤モデル開発力を底上げし、 企業等の創意工夫を促すために、国内外の関係者の知見を結集し、 日本の開発力向上を目指すプロジェクト。10月に採択事業者も発表され、今後が楽しみです。国が国策として、先端ビジネスが発展する土壌、環境、制度を用意できるかが、今後の鍵になりそう。

https://www.meti.go.jp/policy/mono_info_service/geniac/index.html

株式会社SHIFT AI 代表取締役の木内翔大さんの企業講演「2,500社の導入支援から見えた~生成AI導入/活用を成功に導くAI人材育成の秘訣~」は今後の研修モデルの参考になりました。階層別の実施内容や、進め方の事例をお話いただきましたが、地方都市の中小企業とは少しギャップがありますね。このギャップをフィットさせるアイデアやメソッドにニーズがあると感じました。

最後は本日のセミナーの目玉とも言える、株式会社GenesisAI代表取締役社長CEOの今井翔太さんの特別講演「生成AI研究と活用の現在、未来」でした。東京大学の松尾研究室出身で、生成AIを取り巻く現状に対する洞察力、様々な角度からの分析に舌を巻く。私の中にある「研究」という言葉の定義がアップデートされました。「勉強」とは一味違う。また、「ここ数日のアップデートで、このスライドも既に最新ではない」という言葉に、変化のスピードを感じずにはいられませんでした。

今井さんの著書『生成AIで世界はこう変わる』を読んでみたくなりポチ。

産経新聞DXセミナー「生成AI×DX 2025展望」は官民それぞれの生成AIに対する「現在地」と「目指す場所」を理解することができた良セミナーでした。登壇者のみなさん、セミナーを企画、運営されたみなさん、本当に有り難うございました。スライド作成の手を止めながら、しっかり勉強させていただきました。個人的にはAIとDXは並列ではなく、AIはDXに内包されるひとつの手段であり、DXはAIをはじめとする様々な手段によって「未来あるべき姿」を実現するためのひとつの方向性であると解釈しています。ますます加速するAIという手段の進化によって「未来あるべき姿」の選択肢が増えると嬉しいですね。

今日も一日有り難うございました。

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