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ちょうどいい距離感


 
人との心の距離のお話。
 
 
 
親しい誰かと
心地いい関係をキープするコツは
 
 
お互いの「領域」を知ること。
 
 
 
親しくなるほど
 
それが
わからなくなるので
 
余計に注意が必要なのです。
 
 
 
 
相手に対する心地いい距離は
みんな微妙に違うもので
  
 
 
遠慮なく
何でも言い合える関係でいたい
と言う人もいれば
 
 
 
親しくても遠慮は必要で
 
お互いに知らない部分が
ある程度はあってもいい
と言う人もいます。
 
 
 
中には
 
隠し事は絶対にダメ
と言う人もいますよね。
 
 
 
自分もオープンにするから
あなたも何でも話してね、と。
 
 
 
そういう人にとっての
親しいとは
 
お互いのプライバシーを見せ合い
全てを把握することなので
 
 
 
交友関係や生活パターン
過去の出来事についてなど
なんでも聞いてきます。
 
 
 
それに答えなかったら
「水臭い」とか「他人行儀」と
言われてしまうから
 
 
仕方なく話す自分にも
モヤモヤする。 
 
 
あまり心地いいとは言えない人間関係。
 
 
 
でも、
その人のしていることは
 
 
あなたに対する
純粋な興味の範囲を超えています。
 
 
親近感を持って近づきながら
 
やっていることは
ただの詮索なのです。




 
 
 
 
もしも、本当に
 
あなたとの信頼関係を
大切にしたいと思う人なら
 
 
無遠慮に
プライバシーに踏み込もうとは
しないはずだから。
 
 
 
つまり
 
やたらに個人的な質問をしてくる人
というのは
 
 
どこかで
話のネタになるかもしれない
 
 
あなたの個人情報に興味があるのです。
 
 
 
だから
 
そんなことに
利用されないためにも
 
 
「領域」を守ることは大切です。
 
 
 
「領域」とは
自分が守りたいと思う
心の世界のことで
 
その周りには境界線があります。
 
 
 
それは、
 
自分の家と隣の家とを仕切る
壁や垣根のようなもので
 
 
 
勝手に境界線を越えることは
「不法侵入」と同じです。
 
 
 
一緒にいて心地いい人とだけ
付き合いたいなら
 
 
 
人の領域に踏み込まず
 
相手も自分の領域に
やすやすと入れない
 
凛とした姿勢でいること。
 
 
 
そうすれば
 
周りにもそれが伝わって
 
 
気づいたら
 
ちょうどいい距離感の人だけに
囲まれることになるのです。
 
 
 
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