君と私の Blue & Grey
ふと、見上げた空は少し雲があるくらいの
青くて 太陽が眩しい、夏を感じる そんな空だった
テヒョンも今同じ空を見てるのかな、
なんて考えながら一日の流れを感じた
そんなある夏の日
今、テヒョンの歌声を聞きながら涙とともに溢れるこの想いをありのままに書いてみようと思う
ふとした瞬間に溢れたこの想いをどこかに残しておきたく、いつかの記憶を呼びおこすための手段としてこのnoteを使おうと思う
わたしがこの曲をはじめて聞いたのは森(In the SOOP)でテヒョンがカヌーに乗りながら流してくれた回だった
湖の真ん中でひとりカヌーに乗り、曲を聞きながら辺り一面に広がっている自然を眺めるテヒョンの姿はあまりに綺麗で、切なくて、悲しい場面とかではないのに涙が出たのを覚えてる
自然の音に包まれとても静かで、テヒョンの歌声だけが響くその場所は、画面越しに見ていても美しく、息を飲むほどだった
またどこかで聞けるのかな、ミクテとして出たりするのかな、なんてずっと頭から離れなかった
私にとって印象的だったこの曲が、BEの収録曲となって再び耳にすることができるとわかった時、その時の嬉しさは誰よりも大きかったと思う(自意識過剰かもしれないけど)
嬉しくて、嬉しくて、嬉しくて
一日に1回なんてものじゃ足りないくらいに夢中になって聞いていて、辛いことがあった日、幸せだった日、どんな一日であろうと夜中にひとりでこの曲を聞いては涙を流した日も少なくはなかった
陽だまりのように温かいテヒョンの声
そよ風のように優しいホソクの声
波のように穏やかで心地よいジョングクの声
木漏れ日のように温もりのあるユンギの声
夜空に浮かぶ星のように心を癒してくれるジンくんの声
暗い道を灯す月のようなナムジュンの声
シャボン玉のように触れたら壊れてしまいそうな透明感のあるジミンの声
そして、テヒョンの込めたこの歌への想い
全部がわたしを支えるには充分すぎるほど大きなもので、この曲には本当に多くの場面で支えられた(彼らが創り出す曲はこの曲に限らず全部が私にとっての原動力となるもので、いつももらってばかりでごめんね、な気持ちにもなるんだけど)
「いま落ち込んでるよね、僕もそうなんだ、僕たち一緒だね」
「僕が今、君の気持ちを話してみようか。君は今、幸せになりたいんだよね。目まぐるしい中、何かが波のようにずっと押し寄せてきてるんだよね」
こういったことをこの曲で伝えたかったと語ってくれたね
だからかな
この曲を聞くと涙が止まらないし切ないのに、心が軽くなるんだ
テヒョンのそういった思いが 私の辛いことや悩んでいること、全部を包んでくれてるのかもしれないね
テヒョンはいつも、私だけじゃなく周りを温かい言葉で包んでくれる、励ましてくれる、抱きしめてくれる
だけど、いつも周りを見て誰かの救いとなっているテヒョンが Blue&Grey に込めた思いをWeverse Magazineを通して知った時、わたしは息が詰まった(息が詰まった、というより周りの音が聞こえなくなるほどに上手く言葉にはし難い感情に襲われた、といった表現の方が正しいのかもしれない)
Oh this ground feels so heavier
この場所はひどく重苦しく感じるよ
I am singing by myself
僕はひとりぼっちで歌ってる
I just wanna be happier
ただ もっと幸せになりたいだけなんだ
이것도 큰 욕심일까
これも欲張りすぎなのかな
추운 겨울 거리를 걸을 때 느낀
寒い冬の道を歩いてるときに感じた
빨라진 심장의 호흡 소릴
速くなった心臓の呼吸の音を
지금도 느끼곤 해
今も感じたりするんだ
괜찮다고 하지 마
大丈夫だなんて言わないで
괜찮지 않으니까
平気なんかじゃないんだから
제발 혼자 두지 말아 줘 너무 아파
お願いだからひとりぼっちにしないで、すごく辛いよ
この歌詞(わたしが意訳したものなので誤訳等あるかもしれませんが)、はじめて聞いた時一番心に残った、印象的だった一部で、Weverse Magazineを読むまで、曲調的にもこういう切なくて 心の叫びを表すような歌詞にしたのだと私はずっと思っていた
だけど、違った
テヒョンの一番つらい時に書いた、テヒョンの感じたままの、ありのままのテヒョンの思いだったとわかった時、私は涙が止まらなかったし 心が苦しかった
いつしか 幸せな人になりたい、愛されているかどうかを確かめたい と本音をこぼしてくれた時、あの時わたしはすごく嬉しかった
今回だってそれは同じで、心の内を明かしてくれたことは嬉しかった、だけど、それと同時にすごく苦しかったんだよ
2018年のMAMA
あの時だってそう
初めて確信を持ってみんながたくさん悩んで、たくさんの感情と戦っていたと感じることができたあの日
ホソクの涙を流す姿、そんなホソクを抱きしめ 自分が話す時は声が震えてるのに笑顔ではきはきと想いを伝えてくれたジミンの姿、ホソクの言葉を聞いて溢れた涙を拭うジョングクの姿、2016年には涙を流していたのに2年後には流すことなく真っ直ぐ想いを伝えてくれたユンギの姿、ジンくんの言葉を聞いて自分が話す時は我慢していた涙が溢れてジョングクに抱きしめられるテヒョンの姿、家族の中では末っ子なのにグループでは最年長で本当にたくさんの感情を抱えているであろうジンくんが涙を流しながら私達に想いを伝えてくれた姿
みんなのこういう姿を見て、7人がどれだけの思いを抱えていたのか どんな思いでいたのかがやっと(全てとは言えないけれど)わかった気がした瞬間だった
そんな風に思っていたんだ、そんな風に感じていたんだ とテヒョン(に限らずみんな)の本当の気持ちに、笑顔の裏に隠された想いに気づくことができずにいた自分が憎かった
あなたの恐怖や痛み、苦しみ、悲しみは全部全部終わった後に知る
何もしてあげられないのが苦しくて、悔しい
今回だって、Weverse Magazineや歌詞を通してテヒョンの思いを知った時、苦しくて 悔しくてたまらなかった
だから、っていうわけじゃないけれど
テヒョン、つらい時はどんな形でもいいからどこかに吐き出していいからね
それが今回みたいに曲を通してでもいい
どんな形であろうと
テヒョンがひとりで抱えて、ひとりで泣くことがなければいい
もちろん笑っていてくれる事に越したことはないけれど
無理して笑っている姿より我慢できずに泣いてくれた方がよっぽどいい、本音がこぼれちゃうくらいがいい
どんなテヒョンだって大好きだし、わたしはあなたから離れたりなんてしない
何度だってありったけの愛を送るし 大好きだと伝える
いつもどこまでもアミの事を想ってくれるテヒョンだから、私はそんなあなたにずっと温かい慰めと癒し、そしてたくさんの愛を感じて欲しい
あなたの瞳に映る景色が
今日 明日 明後日と永遠に色鮮やかなものでありますように
テヒョン、今日もだいすきだよ(号泣)
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