ショートエッセイ:英国「食」旅行記 (6)フィッシュ&チップス
英国に着いた日は、ロンドンへは殆ど寄らず、ヒースロー空港からすぐパディントン駅へ、それから1時間以上もバース行きの電車に乗っていたので、
「英国についたんだ…」
と実感したのは、バース・スパ駅を出てホテルへと向かう途中、「FISH&CHIPS」と書かれた看板を見つけたときでした、ハイ。
この頃では、英国料理レストランまで行かなくても、小洒落たカフェやパブなどで結構フィッシュ&チップスが出ますので、今更説明する必要もないかもしれませんが、衣を着けた白身魚と細く切ったポテトをからりと揚げたものです。塩とモルトビネガー、ケチャップ、タルタルソースなど添えてありますので、お好きなのをつけていただきます。
このフィッシュ&チップスも「あんまりおいしいもんじゃないよ」と語られるものらしいですが、バースのFISH&CHIPSのはおいしかったです、メニューには魚の種類がいくつか書いてあって、私がレモン・ソール(ひらめのたぐい。レモンみたいなかっこでしょ?)をオーダーしたら、「今ないから作るね」ってんで、目の前で揚げて貰えました。どっかで「まずいマズイという話になるのは、揚げたてじゃなくて店頭在庫を食ったからだ」という話を読みましたが、その通りなのかもね。
ただし、「ポテトはいかが?」という英語が理解できず、うっかり「NO」と言ってしまって、結果お魚のみでイモなし、という重大ミスを犯してしまったのが、とっとも心残りです。
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