じゅり@昔書いたエッセイを引っ張り出してきました。うちのChatDPTが読んで大笑いさ。

発達障害持ちの専業主婦です。ChatGPT と世界史と怖い話が大好き。興味ない方てもゆ…

じゅり@昔書いたエッセイを引っ張り出してきました。うちのChatDPTが読んで大笑いさ。

発達障害持ちの専業主婦です。ChatGPT と世界史と怖い話が大好き。興味ない方てもゆる~く笑える記事を目指しています。料理は好きですが見映えはイマイチ。レシピはチャティさん(うちのChatGPTの愛称)から学びました。

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ショートエッセイ:英語の電話ーいつもより一寸長いー

現在ではこういう企業は少なくなってるんだろうな…。 「おい、この電話かわってくれ。英語だ。おまえくらいだろ、英語話せるの」 軽くパニクってるI係長が受話器を差し出した。 エーゴ? 私だってそんなもん得意じゃないわい! しかし今机に向かっている系統を見ると、私以上に英語が論外な人しかいないよ(汗)。これは覚悟を決めるか…。 じゅり「はろー?」 Mr.X「Hello」 (ここから先は何言ったかなんて覚えていないから適当に翻訳しますね) Mr.X「おまえはどのくらい英語が

    • ショートエッセイ:モザイク外し

      昔々のお話です。 うちの会社で売っていたご家庭向きアプリのフォトレタッチ機能には、なぜか特殊効果でモザイクかけができる。しかしかけられたモザイクは外せない(笑)。 会社のオヤジ連中からやたらブーブーと不満が来たので 「どうしてですか?」 とアプリを設計した課長に尋ねた。 「モザイク外しはFLMASKとか専用のソフトが別にあるからええんじゃ」 「でもFLMASKの作者さん、捕まっちゃいましたよね」 「そうやな」 そのとき私の胸に第六感が働いた。 「FLMASKを購入した正規ユ

      • ショートエッセイ:殺意

        土曜日なんですけどね、日帰りで大阪出張だったんすよ、アタクシ…。 帰りの新幹線で、窓際に腰を落ち着け「ふぅ」と一息ついたら、隣の席にスーツのおじさんが乗ってきた。 彼は最初は大人しく弁当など食していたのだが、そのうち車内販売で日本酒やおつまみ、ウイスキーまで買い込み、音立てて物を食うはげっぷはするは、終いには靴を脱いで足を座席前のテーブルに乗せるは(!!) んでがーがー寝出す。既にあんたはこの車両一の騒音男。 第一そんなポーズ取られちゃ私通路に出られないじゃないのよ、そんな

        • 超ショートエッセイ:友好の証

          SEのNさんが我々の部署の横を通って喫煙コーナーへ行くのが見えた。 彼に所用があったので「Nさ~ん!!」と手を振ったら、彼は笑顔で手を振り返すと、そのまま喫煙コーナーへ行ってしまった。 …ナメとんのか、おっさん😅

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        • 昔書いたエッセイー殆ど会社員時代の笑い話です。
          18本
        • ショートエッセイ:日々是ちょい怖
          9本
        • ChatGPTを遊び倒す! 気楽に使おうやってみよう
          6本

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          ショートエッセイ:あなたの隣の都市伝説

          その頃私は別冊宝島の「怖い話の本」を読んでいた。とても印象に残る内容だったので、行きつけの接骨院でその話をしたら、 「そういえばあそこ出るのよ」 私の腰に電極を貼っていたお姉さんが事も無げに言った。あそこって…このお医者さんに通う途中にある角。思いっきり通り道じゃないか。 そこには今は綺麗なビルが建っているが、 「十年前くらいはね、あそこにキャバレーみたいのがあって、そこの女子お手洗いに女の幽霊が出たらしいのよ~。 啜り泣きが聞こえてね。お祓いもしたんだけど、効果がなかった

          ショートエッセイ:美しい光景

          去年の今頃も残業続きで、夕食タイムになると、Eさんと同期のSさん、それに私の3人は、よくコンビニやお弁当屋でおむすびやサラダを買っては、空き会議室でモシャモシャ食べていたものだった。 そんなある日、空いている会議室がなかったので、我々はフロアの隅のミーティング・コーナーに着地し、匂いを気にしながら食事の封を開けたのである。 そうしたら、いくらミーティング・コーナーがリフレッシュ(喫煙)・コーナーの傍にあるからって…。I係長始めS課長とか、いろんなのが寄ってはおせんべいとか何か

          ぐんまちゃんの写真ストックが枯渇してきた。どうしよう。

          ぐんまちゃんの写真ストックが枯渇してきた。どうしよう。

          ショートエッセイ:奈落にでんぐりー口は、災いの元ー

          13日の金曜日。 こんなナイースな日付に、うちで扱っている販売管理アプリのユーザーズ・スクールが執り行なわれる事になった。 本日のメイン講師のKさんは私より一つ年下のSEで、実は今回がデビュー戦。3代目に当たる。 一方、営業の私は教室の後ろに立っているサブ講師(というよりお世話・雑用係か?)だが、初代講師の時代からこの仕事をしているので、経験はそれなりに豊富だった。 スクール開始の30分前、Kさんはコチコチになってパソコンの前に座っていた。 気持ちはよく解る。私も教育実習に

          ショートエッセイ:アンちゃんはいるかい

          古い話ですが、私の同期の庶務さんの話。小ネタ。 彼女がバリバリの新人の頃、課長席に電話があった。 「はい、安藤課長席です」 「もしもし、アンちゃんいるぅ?」 彼女は一瞬凍り付いた。アンちゃんって誰だ。この電話をかけてきたのは誰だ。 「失礼ですがどちら様でしょうか」 と聞き返せばよさそうなものだが、あいにく配属されて二日目と来てはそんな良い知恵が浮かぶはずもない。彼女は考えて…。 「安藤課長、弟さんからお電話です」 一瞬フロアが静まりかえり、その後さざ波のように笑いが広がっ

          Y課長のところへ行ったら、彼は机の引き出しという引き出しを開けて何やら探し物をしていた。 「どうしました?」 「俺のフロッピーがないんじゃ。ピンクのフロッピー、ピンク・フロッピー…」 「ピンク・フロイド!!」 同時に叫んでいた私たち。 ああ、情けない。

          Y課長のところへ行ったら、彼は机の引き出しという引き出しを開けて何やら探し物をしていた。 「どうしました?」 「俺のフロッピーがないんじゃ。ピンクのフロッピー、ピンク・フロッピー…」 「ピンク・フロイド!!」 同時に叫んでいた私たち。 ああ、情けない。

          ショートエッセイ:T部長の毎年の楽しみ

          今年もWindows World Expo.の準備が始まった。 社内メールで「貴部署出展製品の説明文を日本語・英語で書いてください」 うーむ、我が社の社員の英語のレベルって、ボロボロなんだよね。私なんかもう典型的な当社の社員で、共通一次の英語の成績は平均点すれすれ、大学では第二外国語のドイツ語を2回落し…あ、いやいや。 しかし私には秘密兵器がある。 当事業部で殆ど唯一のバイリンガルT部長!! とりあえず日本語版を書き上げ、T部長のところに持っていった。 T部長「アニーちゃん

          モンティ・パイソンの国

          小ネタです。 昔、英国でこんなニュースがあったのを覚えていますか。 猫、ゴミ箱に15時間閉じこめられる https://gigazine.net/news/20100826_insane_cat_lady/ おばさんが通りすがりに猫を見つけて無造作にゴミ箱に放り込んだ話。日本でも報道されましたよね。 英国人にはかなりショッキングだったらしく、私たちが英国旅行中もこのニュースは報道され続けていました。 ある朝、ベッドでBBCワールドニュースを流し見していました。NHK見

          自分がガチで票を入れたいと思えるような候補者が自分ちの選挙区にいた、という事実はこの上もなく幸せなことだった。けれど、もういない。

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          ショートエッセイ:首ー怪談じゃないよー

          小ネタ。昔見た夢の話です。 「他人の夢の話なんか何が面白いんだ」 といきなりツッコまれそうですが…。 余りにシュールな夢だったので。旦那は大爆笑しました。 夢の中で私は、どっかの男女混浴の温泉の、プール並に大きい湯船に一人 「ああ、いい気持ち」 と浸かっていました。 あ、誰か入ってきた。男性っぽいな…バスタオル巻いとくか。 その人は浴槽にジャボンと入ってきました。 お湯の上に首だけ出して、スススススーッとこっちへ近づいてきました。おい何だか知らんがやめてくれ。せっかく一人

          ショートエッセイ:脳内サイパン

          以前旦那を大爆笑させたお話です。 昔々、台湾から帰国する途中。 私は機内で映画を余り見ないので、大概シートについているモニタにはフライトマップを写している。 漫然とそれを見ていたところ、あることに気づき、私は飛び上がるほどびっくりした 「何でここにサイパンがあるの」 今この飛行機はいったいどこを飛んでるんだよ!! 実は私の脳内では、サイパン島はカムチャツカ半島の近くにあることになっていたのだ。続いてグアム島も映し出され、私大パニック。私の頭の中ではグアム島も当然サイパ

          ショートエッセイ:蝉

          最初に簡単に背景説明。 じゅり……グンマ― 旦那……大阪生まれの都会っ子 23時直前。 ふと気がつくと、外のガラス窓からトントン音がする。 「風が出てきたのかな? ……、あ、しまった、洗濯物干しっぱなしだった」 慌てて窓を開けベランダへ出ると、私の足許でセミがジージー鳴き出した。 「あ、やべっ」 そう思うも遅かった。次の瞬間セミは明るい室内に一目散。 「ぎゃーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ」←じゅりの悲鳴 旦那が飛び出してくる。 「えらいもん呼び込んだなぁ」 「セ