超ショートエッセイ集:グンマ―の生活 (1)むかしばなし

■スキー場の悲劇
昔、母の実家が水上町(現：みなかみ町)のスキー場近くにあった頃のお話。
ある日、家族皆で仲良くご飯を食べていると、突如スキーヤーがお茶の間の窓ガラスを突き破って飛び込んできた!!
当時は毎日のようにこういうドリフのコントみたいな事件が起こっていたとか。

■峠の釜めし
昔は今のように駅弁の「峠の釜めし」が簡単に手に入らなかった。それで信越本線に乗る時は、横川駅停車直前に私は列車のドアの前でスタンディングスタートのポーズを取って待ったものだった。
…という話を良くしたのだが、ある時間違えて「クラウチングスタートのポーズで」と言ってしまった。その場は大爆笑になり、私は死にたいくらい恥ずかしかった。

■ベントラベントラ
子供の頃、友達に「卍を地面に大きく書いてベントラベントラ、スペースピープルと唱えれば、UFOが来るんだって」と聞きました。
家の庭は小さかったので、窓拭きのとき、窓にスプレー洗剤で卍を書き、ベントラベントラと唱えながら必死に磨いたのであった…。

まぁいいか。窓は綺麗になったし。