マイワイフが企画する名古屋周辺の旅「半田」その2
こんにちは。ほぼ毎週末、マイワイフの要望で名古屋市周辺を旅しているRYUです。再婚したマイワイフ(神戸出身)が行きたい場所に、地元出身の私が応える旅を紹介するこの企画、今回は「半田」の第2回です。半田がどんな町か?については第1回を見てくださいね。
前回「半田赤レンガ建物」からスタートした今回の旅、次の目的地は「ミツカン・ミュージアム」です。ミツカンは食用酢のトップメーカーで、半田市に本社と工場、ミュージアムがあります。行って驚いたのですが・・
めっちゃ広い。
そして整然としてキレイ。こんなにお金を掛けて整備していると思いませんでした。期待感が高まりますね。観光バスも受け入れているようで、駐車場も数か所あります。
こちらがミュージアムのエントランス。後ろには本社の建物があります。こちらも整備されていて綺麗なんですが、このミュージアム、ひとつ注意して頂きたい点がありまして・・・
完全予約制です。
30分おきの時間予約制になっているので、事前にインターネットで予約する必要があります。「90分の全館コース」と、「30分の大地の蔵コース」があるので選択してください。前者はガイド付きのみ!らしいです。私たちはお手軽な30分コースを選択しました。
しかし。
予約制であることを知らずに来場するお客さんも当然いるわけで、そういうお客さんがどうなるかと言うと・・・
入れます。
私が訪問した際も、大半のお客さんが予約制であることを知りませんでした。聞いてみたら、90分コースは予約しないとダメだけど、30分コースなら予約ナシでも入れるようです。だとすると、
何のための予約制なんでしょう?
・・と思えてしまいます。予約制は90分コースだけにしたほうがシンプルじゃないでしょうか??ぜひご検討ください。
ま、そんな疑問を感じつつ入場料100円を払って入館。
巣作り・・・じゃなく酢作りのプロセスが展示されています。
巨大な柱の先にあるのは・・・
テコの力で、酢を絞る装置。構造はシンプルです。
15分くらいで早々に観覧終了。外観を見た時の期待値が大きいので、期待と比べるとちょっと物足らないかなと・・。テーマが酢なので試飲も無いですし、ショップもごく小さかったです。もちょっと展示・物販を工夫できる余地がありそうです。
その後は、すぐ近くにある「国盛 酒の文化館」をハシゴ。
こちらは展示スペースが小さいのですが、変わった道具もあって楽しめました。私が注目したのはこの道具たち。
その名も「きつね」。断面がキツネに似てるから・・という説明でした。
こちらは「猫」と「かえる」。ひょっとして蔵の中で、
「キツネもってこーい」「カエルどこに置いた?」
なんて会話が飛び交うんでしょうね。建築現場では一輪車を「猫」と呼ぶのが一般的ですが、やはり「呼びやすさ」で決まるんでしょうか。
試飲や物販も充実しているので、こちらは無条件にお勧めできます。ただ、こちらも入場はちょっと変わってまして・・・入り口にインターホンがあるので、これで係員を呼び出してください。知らないお宅を訪問するような、ちょっとドキドキした気持ちになれます(笑)。
隣には「半六庭園」があり、こちらも風情があって良いです。
よく手入れされています。お金掛かりますね(;'∀')。園内にはカフェもありますが、こちらは終了が早いようで今回は入れませんでした。
紹介した場所だけでなく、あちこちに街並みならぬ「蔵並み」が続く半田の風景は、なかなかキレイでした。県外から来る方にもお勧めできます。ただ観光スポットが点在しているので、やはり車のほうが便利かも。
では次回は、「半田の旅」の最終回、「新美南吉記念館」を紹介します。こちらも「突っ込みどころ満載」ですよ(笑)。ではまた~ (RYU)