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志摩観光ホテル・ベイスイートに行ってきました(食事編)
こんにちはRYUです。伊勢志摩の超有名老舗ホテル「志摩観光ホテル・ベイスイート」に初めて宿泊した件、今回は「食事編」のご報告です。噂通りの素晴らしい内容だったので、ぜひ今後の参考にご覧ください。
▼前回記事はこちら
待望のディナーに出撃
それではまずディナーから!食事中にサンセットになる時間帯は眺望が特に美しいらしいので、一度は来てみたかった!メインダイニングのラ・メールを早めの17:30に予約しました。ちなみにラ・メールはフランス語で「海」を意味します。
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早い時間で空いていることもあり、最も眺望のよい窓側の席に案内してくれました。夕暮れの英虞湾の情景に、シャンパンの色合いが絶妙に調和します。料理が出る前に、既にフルに五感を満たされる満足感❤ ああ・・・たまりません(笑)。
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お皿はノリタケの特注品。潮の流れと真珠!を表現しています。贅沢なんですがギラギラした過剰な装飾ではなく、品格を感じるデザインです。
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さて、今日のメニューは先代シェフ・高橋さんの時代から志摩観光ホテルで続けられている伝統のコース「トラディション」。伊勢志摩の代表的な食材「伊勢海老」「鮑」「松阪牛」を全部揃えた、言わば3刀流!の贅沢なコースです。
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まずは最初に出たアミューズ。地元産の野菜をベースにした、爽やかな一品でした。申し訳ないのですが・・詳細は忘れました(汗)。
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こちらはウニのボンファム&キャビア。「ボンファム」は魚貝の煮汁にクリームを加えて固める料理なんですが、春の時期にあわせて冷製のジュレに仕立てられています。ウニの旨味にキャビアの塩味、そこに新鮮な鮑とエビが入ったら・・文句などつけようがありません。
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奥さんもこの反応。そりゃそうだよね(笑)。来た甲斐がありました。
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つづいては鮑のステーキが降臨。伝統的なバターソースで、身の厚い鮑がさらにズッシリとしたボリュームに。素材は地元産の黒鮑なんですが、厚みが凄い♪ 鮮度も最高でした。
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次は伊勢海老のグリル・アメリケーヌソース。海老の殻のエキスを濃縮した定番のソースです。ソースは残さずパンで拭いました。ちなみにこのへんで満腹になりました(笑)。
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そんな私の腹具合とは関係なく、待望のメインへとコースは進みます。王将戦は松坂牛!マディラ・ワインを使った、これまた定番のペリグーソースです。マディラ・ワインの酸味で、重厚でありながら後味はサッパリ。計算された美味しさでした。
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なんとか完食すると、トドメを刺すかのようにチーズが到着。食前に選べるんですが、個人的に好きなウォッシュタイプとかブルーチーズとか、濃厚なチーズばかりお願いしちゃったのが仇(あだ)になりました。この時点で、満腹度120%に到達しました。
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食後はコーヒーかハーブティーが選べるのですが、今回選択したハーブティーがフレッシュな風味で食後にピッタリでした。卓上にあるビンはハチミツのサーバー!レバーを引くと、ビンの下からハチミツが出てきます。ギリギリなんとか完食!ご馳走さまでした。
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そんなわけで何とかディナーを食べきったのですが、実は50代の私の年齢でも量が多すぎるくらいでした。「トラディション」はその名の通り伝統的なフレンチなので、バターの使用量が多いのも満腹感をさらに促進します。次回はもちょっと皿数が少ないコースでも良いかなと思いました。
しかし問題なのは量だけで、味は最高!そしてサービスも最高レベルでした。料理を説明してくださったホールのスタッフの皆さんの対応が素晴らしいですし、料理長の樋口さんもテーブルを回ってご挨拶してくれます。1回のディナーが「食事以上の素晴らしい体験」になるので、お値段以上の価値を感じました。ちなみに樋口さん、仕事を休む日が無いのだとか。リアルな料理の鉄人です。
朝食も紹介
さて、次は朝食もご紹介します。翌朝になっても、あまり空腹感がなかったのですが・・(汗)。そんな私を見越したかのように、サッパリとしたメニューが続きます。
こちらはパイナップル以外は地元産!ヨーグルトも伊勢産のものでした。生乳自体がハイクオリティ!なのが分かります。旨いです。
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ヨーグルトに合わせるのは、昨夜登場したハチミツポット!と3種のジャム。これまた自家製で美味しいです。私は地元のミカンのマーマレードがイチ推しでした。
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サラダももちろん地元産の野菜たち。面白いのは削りたての鰹節が添えられていました。和のテイストもサラダに合います。旨い♪
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こちらは伊勢海老のスープ。伊勢海老のスープ仕立ては昨夜も出たのですが、こちらは朝食向け?に、バター&クリームの少ないサッパリ仕立てでした。サラダ・フルーツの後に温かいスープは嬉しいです。
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そしてこちらがメインのエッグベネティクト。オーブンでしっかり加熱されているのに、卵の中身は見事な半熟でした。表面パリっ!中トロッ!の美味しい方程式通りの仕上がりです。お見事でした。その他、パンを2度おかわりしたのは秘密です。
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というわけで、志摩観光ホテルベイスイートのディナー&ブレックファストをご覧頂きましたが如何でしたか? 前述のとおり、食事の美味しさはもちろんのこと、ホールのスタッフのサービスが細やかなので「食事以上の素晴らしい体験」になります。行ってみたい!と思った方は、ぜひこちらで予習してメニューを検討ください。 (RYU)