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個性的な「あんかけスパ」の名店「コモ」に行ってきました
こんにちはRYUです。最近は全国的に「名古屋メシ」という言葉が聞かれるようになり、地元以外でも「ひつまぶし」や「味噌カツ」、「手羽先唐揚げ」「鉄板焼きナポリタン」などのメニューが食べられるようになりましたが、皆さんは試されたことがありますか?
多くの「名古屋メシ」が全国的な市民権を得つつあるのですが、そんな中で今も地元以外からの受けがイマイチなのが「あんかけスパゲティ」です。
一度茹でた麺をフライパンで炒め、肉と野菜のエキスを煮詰めた「餡かけソース」を掛けたメニューで、県民は大好きなんですが・・・イタリアのスパゲティとは余りにも掛け離れた世界観であるためか?体験的に県外の方の評価はいま一つです。例えが適当か?はわかりませんが・・・「ピザ注文したらお好み焼きが出てきた」ような、困惑した反応をする方が多いです。
「あんかけスパ」の基礎知識と地元の有名店についての情報は、話すと長ーくなるので、こちらのまとめをご覧ください。
さて、今日はそんな「あんかけスパ」の中でも、
特異な個性を見せるディープなお店
・・を紹介します。それがこちら。
名古屋の中心、栄駅のショッピングセンター
「スカイル」8Fにあるお店「コモ」です。
店内はカウンターと4名テーブルが3つの小さな店なんですが、ランチ時間は大混雑しています。では、個性的なポイントを順に説明します。
個性①:メニューがやたら多い
わずか150円の価格差の中に、27のメニューが。
ほとんど差が感じられないメニューもあるので、経営的には効率が悪いんじゃないか?と心配になります。また、通常「ケチャップ炒め」を想像する「ナポリタン」が餡かけソースとキス(魚)のメニューだったり、「インディアン」にはカレーソースが掛かっていなかったり、独自の解釈が目を引くお店です。
個性②:まさかのスパゲティ&ライス
日替わりメニューも個性的。
なんと、麺の左側にはご飯がスタンバイしています。関西で言えば、お好み焼きランチにご飯が付いているような感じ?550円とお得な値段で提供されるのですが、卵以外はコロッケの衣と中身を含め、全て淡水化物という潔さです。
個性③: 量が大杉
これで普通盛りです。
今回、私が注文したメニュー「シガツ」がこちらなんですが、これで普通盛りです。麺の重量は想定で500g以上(茹であげ後重量)。この上に中盛(20%UP)、大盛(50%UP)が控えています。30代の頃には「中盛」を食べられたのですが、今は絶対ムリです。
個性④: 「カレー麺+餡かけソース」
画像の「シガツ」は、カレー粉で炒めた麺に餡かけソースが掛かったメニュー。このパターンは他に例がなく、これが食べたくてやってくるお客さんもいます。ちなみにこのメニューの語源は「4月」のようで、元々4月のシーズンメニューとして出されていたらしいです。
個性⑤: 店長が個性的
70代後半と思われる女性店長さん。
昭和のパーマヘアと強烈メイクで、今日もお客さんを迎える名物店長さんです。食べログのページには、お姿も見えていたので、探してみてください。ユーザー評価は、驚異の3.50!です。
いかがでしたか?
名古屋の「あんかけスパ」の奥の深さに、少し関心を持って頂けたでしょうか?機会があったら、ぜひお試しください。ちなみに、「炒めスパ」のジャンルでは東京・有楽町にも有名店があります。万人向けとは言えませんが、こちらも爆盛りとメニューの多さが特徴の人気店なので、関東にお住まいの方は是非どうぞ!(RYU)。