社内で「アマビエ・コンテスト」をやってみました
こんにちは。アドパブリシティのRYUです。コロナウイルスによる移動の制限が始まってから、早くも2ヶ月が経過しましたね。テレビでは連日、コロナの報道が続き、報道以外の番組は再放送ばかりになりました。さらにGWを控えて「もっと行動自粛しよう」というメッセージが随所で発信され、「分かってはいるけど、もう疲れた・・」というムードが漂っているように思います。
そんな「コロナ疲れ」の中、疫病撃退に効果があるキャラクターとして、「アマビエ」がWEB上を賑わせています。「アマビエって何?」という方はこちらを。
「アマビエ」は江戸時代後期に肥後の国(熊本県)に現れた妖怪で、疫病退散の能力を持つと言われています。猿に似た3本足の妖怪「アマビコ」が原型だったようで、ヱとコの文字表記を間違えた結果、「アマビエ」になったという説もあります。アマビエのキャラクターは厚生労働省も使用(以下参照)しているほか・・・
有名クリエイターも独自の解釈による「アマビエ」を発表しています。
そうなると・・・
デザイン会社である我々も黙ってはいられません。
独自のデザインコンセプトで、明るくポジティブにアマビエを発信することで、いま必要とされている「感染防止のモチベーション維持」に、多少なりともお役に立ちたいと思います。それでは社内コンテストで集まった作品をご覧ください。
まずは、こちらのnoteでも記事をUPしているドナリ―の作品です。TWのロゴをアレンジしたシンプルなものですが、アマビエを知る人なら「一目でわかる」デザインだと思います。ツイッターに提案してみるか・・・
次は、イラストと釣りが得意な女性デザイナー「ぐっしー」の作品。
こちらはアマビエと、原形のアマビコ?が実は友だち!という意外な設定です。世間が世知辛くなりつつある中、こんな緩くて可愛いキャラが感染予防に乗り出したなら?協力しようかという気になるんじゃないでしょうか。
「広告にいま出来ること」
・・・って、こういう事かも知れません。さて次は、20代男性デザイナーの作品。
海のイメージのブルー基調で、タロットカードを思わせるデザインを作ってくれました。日本の妖怪ではなく、ヨーロッパの海神のようなコンセプトですね。たぶん、今回のエントリーの中で一番時間が掛かっています(汗)。
次は4月から入社した新人デザイナーの作品です。半魚人系のキャラを作ってくれたのですが、彼のSlackのアイコンが、何だかこれに似てるんです。やはり作品って、作者を投影する傾向があるんですかね。その意味でコンセプトが似ているのがこちら。
アマビエが男になりました(汗)
こちらは30代男性デザイナーの作品で、若い世代に対する外出抑制がコンセプトになっています。ただ・・このキャラのファッションと、作者のイメージはむしろ逆。ひょっとしてこっち系のファッションへの願望があるのかな?と、本題とは関係がない所にも関心を持ちました。
次は50代男性デザイナーの作品。
「アマビエ」→「アマビエちゃん」になりました。
今回のコンテストで唯一、アマビエを「女の子らしく」表現した作品です。「コロナをコロリ」という語呂も昭和ノリなので、同世代に受け入れられやすいデザインかもです。
次は女性デザイナーの作品を紹介します。
アドパブリシティのSNS活動「アドラブ」のロゴを、「アマビエ」にアレンジしてくれました。「ア」と「マ」にウロコ、「ヱ」に尾びれが表現されています。「アドラブ」ロゴを期間限定で、こちらに差し替えても良さそう。弊社「アドラブ」のPRにも使えそうなデザインです。
最後の作品は、今回のエントリーで唯一の動画です。サムネールが出ないので、以下のURLで確認ください。
撮影アイフォン、編集プレミアproで挑戦。音楽もオリジナル制作とのことです。動画なんですがコマ撮りのアニメにはせず、アナログ(紙)のパラパラで作ってくれました。時間の制約があるのでフィニッシュに改善の余地がありますが、もう何パターンが作ると、完成度が高いのが出来るかも。
そんなわけでアマビエ・コンテストいかがでしたか?実は最後に番外編が・・・弊社の取引先である「トヨタ博物館」さんの臨時休館告知のビジュアルに、公式キャラクター「トハックマ」と「アマビエ」!が登場しました。二匹?で疫病退散を願う内容です。博物館は営業再開日未定ですが、ぜひホームページで予習して頂ければと思います。
いよいよGWを迎えますが、レジャーより家族の命が大切です。GW中もアマビエたちとStayHomeしましょう!ではまた♫ (RYU)