人生を切り開く言葉17「つみかさね」
こんにちは、くらです。
月刊到知に、坂村真民さんの詩が紹介されてました。
「つみかさね」
坂村真民
一球一球のつみかさね 一打一打のつみかさね
一歩一歩のつみかさね 一坐一坐のつみかさね
一作一作のつみかさね 一念一念のつみかさね
つみかさねの上に 咲く花
つみかさねの果てに 熟する実
それは美しく尊く 真の光を放つ
(月刊到知2021年8月号特集「積み重ね 積み重ねても また積み重ね」より引用 P7)
一球一球のつみかさね、というと、イチロー選手や大谷選手を思い浮かべる。
イチロー選手は、高校の寮にいた3年間、毎日寝る前に10分間必ず素振りをしていたそうだ。
それが10分を越え、1時間、2時間になることもあったとのこと。
話を聞くだけではピンとこないかもしれないが、これが一流の基となっていると考えると、すごい、と思ってしまう。
大谷選手も、他の一流選手も、きっと積み重ねが彼らのレベルを作ったのだろうと感じる。
これは、自分の志の積み重ね。
人間生きていれば、自然と積み重ねることは多々ある。
でも、自分でなりたい姿を描いて、そこへ向かっての積み重ねは意味が違う。
一つひとつの中に、その人の志が籠ったものは、一球、一打、一歩、一坐、一作、一念の重みが違う。
これを続けていくと、いつの間にか、他の追従を許さない高みに届いている。
そして、それは、美しく尊く、真の光を放つのだ。
ギターを弾く人、積み重ねが大事です。お互い諦めないでいきましょう!
今回もお読みいただきありがとうございました。