![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/79916060/rectangle_large_type_2_f574dd6398dd7c47216e739f50874d96.png?width=1200)
すごいアドリブ力!274「仕事の意味を見つけるアドリブ力」
こんにちは、くらです。
アドリブ力とは、「咄嗟の判断・対応によって、自分を含め周りの人たちも幸せにする力」と定義します。
どんな人も、人生の中で培った、自分独自の力があります。
その力を周りの人とちょっとずつでも共有できれば、あなたの周りはどんどん明るくなり、お互いの力で更に明るく、そして楽しく場を育てていくことができます。
あなたの力に気づいていただくヒントとなるようなお話を紹介していきたいと思います。
あなたも私も、お互いにアドリブ力を磨いて、お互いの生きる場をどんどん明るく照らしていければと思います。
クイズ
イズ自分の仕事に意味を見つけるのは、自分自身にも、仕事の顧客にも大事なこと。でも、その意味を感じられなくなったらどうするか。
松下幸之助氏は、仕事を以下のように解釈していた。
「仕事とは○○を与えること」
○に入る言葉はなんでしょうか?
[こたえ]感動
(『あなたの人生がつまらないと思うんなら、それはあなた自身がつまらなくしているんだぜ』ひすいこたろう(ディスカバー・トゥエンティーワン)より引用 P285)
仕事の意味を会社は示すのだが、それはどちらかというと、会社のビジョンやミッションなど、会社の大きなゴールに向かう内容である。
個人は、その会社のゴールに対して、自分はどう貢献するのかを、自分自身で考えてみることが求められる。
解釈
「経営の神様と言われた松下幸之助は、インタビューで、『なぜ土地に手を出さなかったのか?』と聞かれたことがありました。土地を買えばカンタンに儲けることができた時代に、彼は土地に手を出さなかったからです。
結果的に、不動産バブルがはじけ、多くの会社が倒産するなかで、幸之助はその難を逃れました。なぜ土地に手を出さなかったのか?それは、松下幸之助の仕事に対する解釈が違ったのです。
『仕事とは感動を与えること』
みんなの生活を潤すものをつくり、感動を生み出す。それが彼にとっての『仕事』であり、土地を買って値上がりしたところで売るのは仕事でもなんでもなかったんです。
僕の弟の例もあげましょう。弟はおむすび屋をやっていますが、『自分はおむすび屋である』と思っていたときは、赤字続きで、社員もよく辞めていたそうです。幹部社員5人から同時に『辞める』と言い出されたこともあった。そのとき、社員を引き止めるだけの夢を語れない自分に気がつき、働く意味が見出せなくなったそうです。
そのドン底のなかで、自分の仕事の原点を見つめ直した。自分はおむすびを売るだけの人生なんだろうか?って。結果、セルフイメージが変わりました。
『自分の仕事は、食をとおして、日本人が大切にしてきた食文化を伝えていくこと』
日本人が大切にしてきた食文化を伝えるのが、自分のミッションなんだ。
そう考えると、ただおむすびを売るのではなく、おむすびの素材一つひとつの生産者のこだわりにフォーカスするようになった。
そして、生産者が大事にしてきた伝統やこだわりを店頭のポップやニュースレターでお客さんに伝えるようにしたところ、次第に社員にもやりがいが生まれて辞めなくなり、ついには黒字に転じたのです。
仕事に対する解釈を変えると、発想が変わり、出るアイデアもまったく変わってきます。だから、これからはこう考えてみてください。
『私の仕事は人を幸せにすることである』
そう考えたら、発想が大きく広がるはずです。」
(前著より引用 P285-286)
あとがき
解釈を変える。つまり、パラダイムを変える、ということ。スティーブン・R・コヴィーが著書「7つの習慣」の中で言っていること。
一人一人は生まれた時からの今まで築いてきた自分のものの見方がある。それは、お互いに尊重し、違いを認め、さらに融合・発展ができる可能性もある。自分の仕事の目的は何か。つまり、存在意義は何か。
自分の仕事は、何をすることによって誰に何を貢献できるのか、常に自分に問い続ける。そうすると、人の仕事の目的や理由も分かってくる。そして、ますます自分の仕事の価値は明確になるのだ。
今回もお読みいただきありがとうございました。
今日の一言
「今日の一言:仕事の意味を見つけるアドリブ力は、その原点、目的を見つめ直すことで磨かれる」
今日の「みんなのフォトギャラリー」
いつも「みんなのフォトギャラリー」からすてきな画像を拝借しております。今回は、みずたまさんの画像です。ありがとうございます。
Stand fmやってます。良かったら聞いてみて下さい。
ホームページもよろしくお願いします。
「聴き方」コンサルティングはじめました。
自分に自信がなくても、そのままの自分をお話いただき、あなたはそのままですごい人だということを気づいていただくお手伝いができればと思っています。