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☆評価を鵜呑みにしてはいけない理由…そもそも☆をつけてるのは、どんな人?

先日、Google mapでお店探しをしていたところ、たまたまこんな投稿を見つけました。

美味しいのですが、環境に配慮した包装をして頂けると有り難いです。

この意見の正当性云々は置いておいて、「美味しい」のに包装がネックになって☆2評価。これ、どう思われますか?

例えばそれまで☆5評価を3件積み重ねていていたとしても、この☆2の影響で一気に4.25まで落ちてしまいます。もし隣のお店の評価が☆4.3だったとして、星評価だけを見てそちらにお客さんが流れてしまったとしたら……お店としてはたまったものではないですよね。

☆評価をしているのは、正しい客観的基準を持ったグルメな人たちばかりではない。むしろ……

グルメサイトやGoogle mapの☆評価って、便利ですよね。お店の総合的な評価を短時間で知り、見比べることが出来るので、お店探しの参考にする人が多くいるのも頷けます。

しかし、その肝心の☆評価をしているのは誰か?☆評価は客観的基準に基づいた公平なものなのか?と考えてみると必ずしもそうではなく、むしろ先に例示したように主観ゴリゴリのものの方が多い印象があります。

だからこそレビューとして機能しているという側面もありますが、☆の数字だけを鵜呑みにすることは非常に危険です。

あくまで大事なのは、「他人がどう言っているか」ではありません。「自分が食べたときに美味しいかどうか」です。ここを見誤ってはいけません。

☆評価に流されてしまったばっかりに、本当は自分がそこに行けば幸せになれたはずのお店を見逃してしまうかもしれません。世の中の人が☆評価を鵜呑みにしすぎるばかりに、たまたま低い評価をつけられた結果潰れてしまうお店もあるかもしれません。

☆評価は世の中に必要な機能である一方で、ここまでに普及してしまったのは人間の"怠惰"が原因だと考えています。一つひとつのお店を見比べて、検討するのが面倒だから、瞬時に判断することが出来る☆評価に依存してしまう。

ただ、表面で数字として見える☆評価の裏に隠れている評価理由や想いなどは、数字だけでは見ることができません。その理由が自分とは全く相容れないものであったとしても、わからないのです。

最終的には個々人の判断になりますが、自分のためにもお店のためにも、☆評価に依存し、鵜呑みにする習慣はそろそろ脱した方が良いのでは、と僕は思います。

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