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ADHD介護士です。@ぬっぺふほふ

いきなり何ですか?って感じじゃないですか。
ADHDが介護?マルチタスクが無理なのに?
って、思うじゃないですか。

私だけなのかもしれませんが、
繰り返して業務を身体で覚えると
過集中の特性でルーティン化が可能だったのです。時計を見ながら頭の中で、(コレをやって、その後にこれをやって)を脱出ゲーム(懐かし。)のようにこなしていくイメージです。幸いおっとりした性格だったので、怒りのコントロールが出来ない等そういった弊害はなく、イレギュラーな事が起きても手順を踏めばちゃんとこなせるタイプでした。

18歳から特にやりたいこともなく、
介護の世界に進出しました。
まず一番最初に入った会社は
特別養護老人ホームといった重度の高齢者たちの
終の棲家と言われるところです。

そこでAさんという利用者様に出会いました。
私は、それまでの人生20歳過ぎても
「人見知り、恥ずかしがり屋」で通ってきました。
それがこのAさんとかかわることで、
自分が少しずつ強制的に変えられたのです。

Aさんは高次脳機能障害という
障害をもっていました。
同じ事を何回もいったり、すぐ忘れてしまったり集中力が途切れてしまったり何度も何度も対応しても訴えが強い方でした。段々と、他の職員さんのイライラや不満が募りAさんにきつく当たるのは当たり前の光景になっていました。そりゃそうですよね。

でも、当時激レアピュア人間(負けず嫌い)
の私はAさんに訴えかけられる前に話題を振ってやろう!という気持ちになったんです。
Aさん「寝たい!寝かせてくれ!」
私「Aさん、まだお昼ですよ今寝たら夜寝れなくなりますよ。ところで若い時はどこの居酒屋にいってました?」
ほんとにたわいもない、しょうもない話しばかりしてました。
たい焼きは頭から食べる派?しっぽから?
お風呂入るとどこから先に洗いますか?
ずーっと喋ってました。


そうして、人見知りニンゲンコワイ妖怪から
なんとか初対面の人との会話に困らないレベル
までレベルアップしました。(少しだけですけどね。)


Aさんのおかげで自信がついた私は
当時流行っていたオフ会やmixiで
友達を見つけるという暴挙に出ました。
(調子に乗りすぎですね)
そこで出会ったのがプロフィールでお話しした
③20代前半アムウェイ事件 です。
これは相当長くなります。でも、
忘れちゃいけないこと。がんばって描きます。

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