あたたかい気持ちを感じることができたなら、きっと(某アニメネタ含む)
仕事関係で愛について知りたい、調べたいと学生に言われた。なかなか攻めた質問だった。
言われてみれば、壮大で難しいテーマに聞こえて逃げたくもなる。ちょっと考える時間を要するけど、よく考えてみたら、日常の中にいくつも存在するもので、誰もが一度は感じたことがある気持ちを愛というのではないかなって私は思う。
大きいとか小さいとか、濃度とか、恋だのに関係なく。
してもらって、ありがとうとか、感謝の気持ちを感じたり、あたたかさや優しさを感じ取れたならそれが愛なのかもしれないって。
例えば、今日は寒いから冷えると言ってカイロを渡してくれる母の気遣いだったり。
病み上がりに出社して、栄養ドリンクをメモつきで机に置いてくれてる優しさだったり。
初めての土地に旅行に行って、ガイドブック持ちながらウロウロ迷う姿に「どっか探しとんか?」と言って案内してくれたおっちゃんの優しさも愛だったし。
荷物を半分持とうとする人の優しさだったり、電車内で妊婦さんに席を譲る誠実な人の優しさとか。
自分が頼んでもないのに何にも言わずしてくれるような、気遣い、心遣いだったり。
個人的には言葉なんかより、こういうさりげない行動だったり、ささいな気遣い、心遣いに愛を感じる。
場面や言い方、内容にもよると思うけど、言葉はなんだか安っぽく軽く感じてしまう。
言う人、その人との関係性にも内容にもよるとは思うけど。
例えばの話、お前のことが世界で一番好きなんだぜ、愛してるぜみたいなことを言われたとしても漫画からコピペして来た台詞なのか?とかゾッと寒気しかしないと思うwww
そんなことを言っていいのは、コナン(新一)が蘭に対してだけだ。
「好きだからだよ。オメーのことが好きだからだよ。この地球上の、誰よりも。」
出典 『劇場版 名探偵コナン瞳の中の暗殺者』
これは私が大好きなクライマックスのシーンの、コナンと工藤新一の声が重なる名台詞〜(^o^)❤︎
それはさておき、話をもどして。
なかには言葉に愛を求めて、重んじる人もいるのかもしれないね。
言葉を交わし合うことで愛を確認したがり、そこに愛を感じる人もいるかもしれないね。
(私は超苦手分野で下手で、興味がないけどさ。)
けど、そういうのに答えも、正解なんてないと思うし、人それぞれの価値観で受け止め方は違うと思うから、私がここで言ってることが正しいかどうかもわからない。。。
結論としては、
言葉であれ態度であれ、自分があたたかい気持ちを感じれたならそれが愛なんじゃないかなって思う。
実生活で愛について365日考えながら生きてるわけないし(そんな人いるのか?)これは愛だ、愛じゃないだのいちいち選別して考えたこともないんだけど、これだけは思っていて。
それは、世の中には愛のない人なんていないってこと。
示すのが不器用だったりシャイなだけの人がいるだけで。
決して愛のない人だなんて誤解しないでほしいし、あの人は愛情表現が下手とか愛しにくい人とか言ってくる人こそ、愛情がない人、性格が悪い人と思ってしまう。
(私自身がシャイだし示すのが苦手で、優しくない人間とかに勘違いされてしまうからこそ、思うのだけど…)
だからとにかく汲み取るのが大事、汲み取ってほしい。
(別記事『目に見えるものだけがすべてじゃない』にも書いたように)
だからこそ、私は自分が少しでも嬉しいなって思ったら「ありがとう」の言葉を大事にする。伝える。
もし、恥ずかしくて言えないのなら
心の中でそっと思えばいいのよ。
それが貴方の愛なのだから。