見出し画像

LD書字障害【楽しく改善した方法】字を書くのが苦手な子供・ディスレクシア対策

字を書くのが苦手・漢字が覚えられない子供の対策です。

ディスレクシア(読み書き障害)傾向の子が楽しく書けるように対策して上手くいっている方法をご紹介します。
うちの場合、「読み」も苦手ですが、特に困るのは「書く」ことなので、このノートは『字を書くのが苦手・覚えられない子供の対策』です😄
書字障害は、特にディスグラフィアといいます。

結論から言うと、教材や習い事をどうしたかの解決方法なので月3,000円程度~かかっています。でも、親も子もストレスが減って成果も出ています。

自己流で親が教えるのは、時間が無駄に過ぎてしまい、その間に苦手意識とトラウマがどんどん膨らんでいくと判断して今の方法に落ち着いています。

※読み書きが苦手といっても、困難レベルは子供によりかなり差があるので親がレベルに合わせて対処するほかありません。我が子がやっている方法が必ず効果があるとは言えませんが、教材をいろいろ試すよりは近道ではないかと思います。



【うちの子基本情報】

ADHD、ASD傾向の発達障害グレーゾーンです。
WISC検査済み。凸凹ありで医療機関にてグレー診断。
ワーキングメモリ低め、言語理解低め、図形苦手傾向。

上の子A子:小学1年生2年生の時、見開き2ページの漢字の宿題に2時間かかるレベルでした。漢字テストは100点満点で5~30点が平均。
小学校3年生でさすがにおかしいと思い、かなり親子で頑張りました。5年生時点でかなりマシに。漢字で60~80点くらいは取れる。今はラクな方法を見つけて、親も手をかけないで自主勉強できるようになったのがすごく良かった。

下の子B太郎:小学1年の時から対策。ディスレクシアっぽい特性はあるものの書字が嫌いではない。3年生時点で70点は取ってくる。

【ディスレクシア基本知識】

ディスレクシアの検査は、今の日本の医療機関には普及していないので、病院で断定してもらうのはかなり困難。
うちの子の場合もディスレクシアの傾向がありそうですねと言われただけ。
診断されたからといって、具体的な訓練方法も確立されていない。
各個人で字のカードやテキストで工夫している状況。
病院では、授業中にタブレットやパソコンを使わせてもらう合理的配慮をお願いする対策が紹介される。学校の理解を得るハードルがあることや、環境によっては友達にずるいといわれる理解の無さに直面する可能性もある。

ディスレクシアっぽいな~と感じたら、親が子供に合った学習方法を用意するほかない。何もしない場合、書字困難の改善は難しくコンプレックス化するのが心配。どうせ自分はやってもできない等。

読み書きが苦手といっても、困難レベルは子供によりかなり差があるので親がレベルに合わせて対処する必要がある。 子供の書字障害本やテキストはいくつか出版されているけれど、働きながら親が実践するにはかなり難易度が高い。ディスレクシア専門の塾もほとんど無い。


【いろいろ試した結果】楽しくできる方法に落ち着く

うちの子がディスレクシアっぽく、書字が苦手だと気づいた時、
テキストや漢字カード、CD,漢字の童話などアマゾンで高評価のものは片っ端から試してみた結果、解決した方法を紹介します。

結局、楽しいか、続くかというのが一番大切でした。

親が働いているので、毎日子供につきっきりで漢字カードやテキストをやらせるのは現実的に無理でした。

【ディスレクシア傾向で大人になった私(母)の対策も】

ディスレクシアっぽい書字の特徴がある私(母)の対策も書いています。
私(母)は偏差値63(平均ちょい上)の大学は卒業できたので、工夫すれば漢字が足を引っ張らない程度にはできるのではないかなと思っています。当事者としての経験も踏まえてアドバイスを書いています。私自身、いまだに書くのは得意ではないですが、受験対策の漢字くらいはなんとかなると思っています。 ※もちろん、もともとの書字困難レベルによりますが…
※WISC診断済み。ADHD,ASDグレーゾーンとの診断。

よく考えると私の家系は、ほぼ読み書き障害持ちなんです。特に私の父は学校嫌いだったので、いまだに新聞も読めない。字が読めないから嫌いだったのかもしれません。仕事は話言葉で乗り切っています。算数得意。
ディスレクシア傾向の私が当たり前にやってきた勉強方法は、ディスレクシアではない普通の人からしたら新発見とのことです。(ママ友さんと話してみて初めて気づきました。)
ディスレクシア傾向な私からしたら、漢字をノートに書いて覚えられるなんてうらやましい限りです。ノートに書く意味は全然無いなーと思いながら小学校の宿題をこなしていました。

なので、ディスレクシア傾向な子供でも自分に合った勉強方法なら困難を感じない程度には字を使いこなせるようになるんじゃないかなと、希望になればなと思っています。

ただ、無理なく書字に慣れるのは小学生のうちだと思うので、小学1年生や2年生でちょっと心配だなと思ったら、すぐに楽しく字に親しむ時間を作った方がよいと思います。 ※まず検査機関と考えると、発達障害、書字障害で評判の病院は予約するのに半年、1年待ちの状態かと思います。

入学して学校の授業が進む間、字が書けない、読めない状態が続くとやり気がなくなって、心がひねくれてしまうからです。。


【うまくいった書けない子の具体的な対策】

※最初に、ここに至るまでにたくさん本を読み、ネットで調べ、実践し、労力を割いていることと、無料の情報だと実践しない人がほとんど、というところで、すみませんが有料にさせていただきます。収益は子供の学費に回します。

私が取った対策を同じく子供のディスレクシアを心配していた同級生のママ友さんに説明した時の内容をほぼそのまま載せます。
お友達がディスレクシアの有名な塾講師さんのブログを読んでテキストなど試されていたので、ディスレクシア先生が登場します。読みにくくてすみません。

書字障害の程度や、どんな困難を持っているかは子供によって千差万別ですので、必ずしもお役に立てるとは限らないことをご了承のうえご購入ください。

この記事が読まれるようでしたら、【テスト前の漢字の覚え方】のノートを書こうと思います。

ここから先は

3,497字 / 3画像

¥ 1,000

この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?