デザイナーだけど、営業活動って思っているより大事。

こんにちは、mys(マイス)です。
兼業で仕事をしながらブログを書いているわけですが、実はもうひとつの仕事として営業を行っています。
今日はそんな日常(?)の中で、やっぱり大事だと思った営業のことを書いていきたいと思います。

安心感を与える

もうひとつの仕事として営業をやっていると記載しましたが、実はあまり営業が得意ではありません。
兼業にデザイナーという、ちょっと職人的な仕事を選ぶあたりも無意識にコミュニケーションだったり、相手の様子を伺いつつ適切な提案するというのを苦手に感じているのかも。
そして、

今回は上長と一緒に営業活動を行なったのですが、やっぱりひとりで行う営業活動よりもより深くその道に長けた方と一緒に営業をするのでは、学びの深さが違うなと感じました。

それが「安心感」だと感じています。

というのも、私は獲得した情報をただアウトプットしただけに過ぎない営業をしたなと今回同席をして感じました。
私のフォローとして、上長は様々な角度や日常的な会話を繰り広げ、上手に心を広げていく。
ここにすごく大きな差を感じました。

これを埋めていくには、恥を隠して聞くしかない!
そう思い、今回は提案の方法から何からたくさんたくさん聴きまくり、「最終、お客様が欲しいと思う理由はなんなのか。」が最も大事という当たり前の答えが返ってきました。

当たり前ですが、本当に難しい。
「自分ならばどうか」がまずは始めの第一歩、周りにヒアリングするなどたくさんのコミュニケーションからしか答えは出て来ないと思うので、「なぜ欲しいのか。」を重視して考える癖を持とうと改めて思いました。

情報をたくさん発信する

もうひとつの差は、「情報量の多さ」なのかなという風に感じました。
情報が多いと相手に興味を持たせられるのだなと感じ、ここにも私との差を感じました。「教養」ということばってすごく深いと、同時に思いました。

なぜかというと、「教養」はどこまでの範囲を指すかがとても重要に感じています。私はずっと歴史とか科学とか知識的な教養がベースにあると感じていたからです。

でも、それだけではない。
もっとTPOだったり相手が欲しい情報を届けるための情勢だったり時事だったり、そういうことの方がもっともっと重要なんだなと感じました。

もちろん歴史や科学のような専門的な内容も自分の仕事や扱う商品によって、知識の幅の広げ方が変わってくるので、馬鹿にしてはいけません。
学校で学んできたことも、必ず生かされる。
だから、私の脳みその中にたくさんの雑学から情勢から時事からの知識を入れ、かつ「どうして?」という疑問もたくさん持っていく必要があるのだと思います。

全ての疑問に時間を割いてしまうと時間がいくらあっても足りないと思うので、きちんと自分の中で時間の区切りをつけながら深堀することの必要性を持って行動していこうと思います。

相手から話題を見つける

「私の話を聞いてください。」「〇〇なんとかお願いします。」ではダメだと、猛反省。もちろん、そういうつもりはなかったのですが、上長が繰り広げる商談を横で聞き、私は私を押し付ける営業が中心になっていると気が付きました。

私は話術的にはまだまだなところがあるので、まずは相手の言葉の端々に出ていた興味があることばを拾って宿題にすることからスタートしようと思います。

仕事上で出てきた「お店の名前」「意識しているもの」「対抗品」などは当然のこと、その方自信が興味を持っていたのは「商品やサービス」だったのか「付属する豆知識」だったのかなど、商談自体を振り返ることもとても大切なのだと実感しました。

それがきっとコミュニケーションなのだと思うし、相手がより興味を持ってこちらの話題を広げていける土壌に繋がっていくのだと思いました。

自分のことでいっぱいいっぱいにならないように、自分自身に余裕を持てるように工夫もしていくことが大切ですね。

肯定から入ること

最後が「肯定から入ること」の重要性も理解しました。
「相手がやってきたこと、言ってきたことを否定するな。」というのが、これもまた深く刺さった言葉のひとつです。

まずは「なるほど。」とか「そうですね。」とか、打って受け止めること。
「絶対、でも・だってとか始めに言うな。」と言われました。

確かに自分自身が否定されているようで辛いですもんね。

うまく相手の隙間を見つけたり「代替するならこの辺でしょうか」など相手に失礼のない選択肢を提案することが重要で、人間関係を壊してしまったら元も子もない。できる営業の方が繊細な理由というのは、こういう部分が強く芯に根付いているのだと実感しました。

今回同行した上長だけではなく、私の信頼する女性社長も非常に営業力の優れた方で、彼女は今言ったような内容を全てクリアしている人だったなと思いました。

どこまで繊細で、ちょっと大胆になれるのか。

こういう部分が本当に問われて、その先にお仕事をもらえるのだと思います。
私自身も自分自身で立ち上げたデザイン業をしっかりと伸ばしていくために、これらの繊細さや大胆さ、教養を持ち合わせて、日々精進していきます。

[make your satisfaction.]
この想いに今日の学びを乗せて。


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