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神戸市の国宝、秋の太山寺

太山寺(たいさんじ)神戸市
何故かよく記事が読まれているので、第二弾として秋の美しい景色を中心にまとめます。

太山寺の歴史や境内の建物の紹介はこちらを。

前回記事

神戸市内でも屈指の紅葉の名所

秋にはモミジやカエデが美しく紅葉します。
神戸市内でも屈指の紅葉の名所として知られていますが、紅葉の見頃は11月中旬から11月下旬頃でもうちょい先になります。
大山寺の営業時間は8:30~17:00です。

場所はクルマかバスでないと行けない神戸市西区伊川谷町前開になります。

秋の中門

境内に入るには、赤い中門をくぐります。
入って左側のチケット売り場でチケットを購入します。料金:300円
まず行列ができることはないのでご安心ください。

まずは見事な紅葉🍁が目に入ります

中門の内側

むかしの太山寺でしょうか。
金属のプレートがあります。

金属のプレート

頭上にも太山寺のプレート。
何故か洋風の喫茶店みたいな感じ。
オシャレです。

太山寺プレート

本堂(鎌倉時代・国宝)

国宝の本堂は鎌倉時代のもの。

本殿はややくすんだ朱色、歴史の風合いを感じます。日中も良いのですが夕方の日が傾いた時間帯が好きです。

本堂
本堂(別角度)

屋根の軒下が光を受けて、キラキラと輝いています。おそらくは光の入り方、輝く角度を730年前の鎌倉時代の人は計算したんじゃないかな。

内部に入ります。

よく手入れされていて、床板に隙間や痛みなども見られません。よい色合いです。
外から入る反射する光、柱の影が長く伸びて、明暗のコントラスト。
西洋と東洋に共通する祈りの空間設計ですかね。

本堂 床板
反射する光、柱の影

三重塔

紅葉の季節はめちゃくちゃ美しいのが三重塔です。こちらもおすすめは夕暮れ。塔が作る影が陽の当たる紅葉に明暗を作ります。

三重塔 影から
三重塔 紅葉に透ける光
三重塔 逆光

不思議と上のほうが緑、下が赤。
どうしてこの差が生まれるのか不思議ですが、やはり赤一色より美しい。

水反射の鏡面世界

境内には池があったり水ばちがあったり。 
景色を反射するフォトスポットです。
風のない日は反射にピントを合わせて、鏡面世界です。

紅葉と光のフレーミング

境内の通路には、いたるところに紅葉の低い木々があり、好きな角度でフレーミングできます。
光が綺麗に入るので、天気さえよけれれば、どなたでも美しい紅葉が撮れます。

葉っぱを接写

レンズを単焦点レンズに替えて、すぐ近くによると、また雰囲気が変わります。

背景はボケを入れて印象絵画的な写真に。
人が少ないので紅葉だけも撮りやすいです。

紅葉と名建築

やはり重要文化財の木造名建築と一緒に紅葉を撮りたいところ。
雰囲気がしっとり。ちょっとだけ雨上がりとか、夕暮れとか、そういうシチュエーションが良いかもしれませんね。

これにておしまいです。
最後までありがとうございました。

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