セビージャ この夏の展望③
ーバネガの跡を継ぐもの
また長くなったのでまずはMFから。
セビージャの中盤を支えてきたバネガの退団でセビージャは新たなゲームメイカーを探している。間違いなくこの夏セビージャの最も重要な補強となるだろう。それだけにバネガ退団が決まった冬以降噂が絶えない。この投稿では報道されている選手からセビージャの夏の動きを確認します。
バルセロナ
イヴァン・ラキティッチ(32)Ivan Rakitic
自身がセビジスタであることを公言するラキティッチ。32歳になったセビージャのレジェンドに対しユーヴェ、インテル、アトレティコなどが興味を示しているものの、ラキティッチはキャリアをセビージャで終えたいと考えているという。セビージャとラキティッチの障害となるのはバルサが設定したという2000万ユーロの移籍金のみ。
フィエノールト
オルクン・コクチュ(19) Orkun Kökcü
LAOTRALIGAという謎のソースによるとモンチのバネガ後釜のオプションA。既にスカウト派遣済み。アーセナルが獲得に向け2300万ポンド(約2600万ユーロ)を準備しているとか。
アンジェ
バプティスト・サンタマリア(25) Baptiste Santamaria
ネクストカンテと評価され、フィオレンティーナ、ナポリ、オリンピック・リヨン、リール、レンヌ、ビジャレアルなど多くのクラブが獲得を目論むこの夏去就注目のプレイヤー。市場価値900万€。
マルセイユ
マキシム・ロペス(22) Maxime López
ここ数年噂に上がらないことはないセビージャ強化部門のお気に入り。冬に移籍金1500万€のオファーを提示するもマルセイユが拒否。この夏もバネガ後釜のオプションの一つとして名前が挙がっている。マルセイユがFFP違反によるUEFAの制裁を避けるためにこの夏選手の売却に迫られいること、選手の契約が2021年までであること、というこの夏割安で獲得できる要素が揃っている。加えて同じく興味を示すブナ・サールと一緒に獲得することで更に移籍金を下げることができるのではないかと予想されている。
EDによると3月31日移籍金800万€で既に合意に達していると。本当ならばバーゲン価格であろう。
アーセナル
ダニ・セバージョス(23)Dani Ceballos
セビージャFCが熱視線を送っていることについてインタビューで、セビージャにおいては古巣であるベティス(セビージャに本拠を置くセビージャFCの最大のライバル)でしかプレイしない語り、セビージャ移籍の可能性を否定。
レバンテ
ホセ・カンパーニャ(26) José Campaña
昨年の契約更新によって契約解除金が6000万€に急上昇したもののセビージャのカンテラーノに対する興味が尽きることはない。レバンテは移籍金3000万ユーロから交渉を始める姿勢を崩しておらず、セビージャのカンパーニャ獲得が非常に困難であるという状況は変わらない。
サンパウロ
イゴール・ゴメス(21) Igor Gomes
ブラジルの“ニュー・カカ”に対してはセビージャの他にもレアル・マドリー、バルセロナ、アヤックスが注視しているそう。契約は2023年まで、契約解除金は5000万€に設定されておりセビージャ規模のクラブが獲得するのは非常に困難であるが、モンチSDはわずかな可能性に備えて動向を見守っているという。
以上のような名前が挙がっています。 噂や興味の話を見る感じセビージャはこの夏
・バネガと後釜となるプレイメーカーを1人は間違いなく獲得する。
・マキシム・ロペスをオプションAに設定し獲得を目指している。
・加えて攻撃的な中盤のプレイヤーも獲れるなら獲る。
っていうスタンスで動いているのではないかと予想。
読んでいただきありがとうございました。 次の投稿では中盤以外のセビージャの予想される動きを考えます。
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