セビージャの選手たちの夏の動向
少しばかりセビージャに関するニュースを追いかけて、セビージャの選手たちの夏の動向や見通しが分かってきたのでまとめたいと思います。
※レンタルバック
●残留
ヘスス・ナバス
セビージャの生けるレジェンドは現在契約延長交渉中で会長も合意に絶対的自信を示している。近いうちにまとまるという話も。
イヴァン・ラキティッチ
復帰一年でナバス不在時キャプテンマークを巻くなど、しっかりある程度の地位を築いた。セビージャとは相思相愛でクラブを離れることは絶対にない。
ルーカス・オカンポス
契約延長交渉の席についていることと、家族共々セビージャのクラブと街に満足しているとコメント。昨シーズンと比べコンディションを落としたこともあり残留は間違いない。コパアメリカで何かを起こさない限り。
ジエゴ・カルロス
相方のせいで活躍がくすんだが、セビージャの最終ラインを一年を通して安定して支えた。2025年までの契約延長交渉が進展しているとのこと。本人もセビージャ残留意向を明言しており、スペイン国籍取得にも動いているそう。
フェルナンド・レジェス
セビージャで最も重要な選手の1人。リーガ屈指のピボーテで、移籍はありえない。
ボノ
今シーズンのパフォーマンスはワールドクラスで、ロペテギは手放さない。
スソ
ユーロこそ逃したが今シーズン復活を遂げた。本人もセビージャ残留意向を明言。
ジョアン・ジョルダン
セビージャ愛を溢れるジョルダン。今シーズンのパフォーマンスでなぜもっと騒がれないのか不思議でたまらない。仮にオファーを受けてもロペテギのファーストチョイスなので移籍することはないだろうが。
パプ・ゴメス
ここ最近しきりにイタリア方面でカスティジェホとの等価トレードの噂が騒がれているが、余りにも考えにくい。代理人の話ではパプはセビージャで満足しており残留を希望していると。ロペテギもファン同様来シーズンパプの覚醒が見たいはず。
●残留確定的
マルコス・アクーニャ
売る必要に迫られない限り売ることはない。ユーヴェ興味が伝えられた。このクラスの左ラテラルを移籍市場で見つけるのは困難。
オスカル・ロドリゲス
先日ロペテギが来シーズンの構想に入れており、チームに残したいと考えているとの報道があったばかり。
ブライアン・ヒル※
レンタル先のエイバルでA代表初招集を受けたセビージャの宝石。2023年まで、契約解除金5000万€という現行の契約の更新及び延長に動いているようだが、プレイ時間の懸念からか選手は移籍の可能性を否定していない。
●去就不明
ハビ・ディアス
ハビももう24歳。今シーズンはトップチームで1試合もプレイしていない。キャリアの重要な岐路に立っている。
セルジ・ゴメス
ゴメスに関する報道をまだ見ていない。その為ロペテギがゴメスの扱いをどのように考えているか全くの不明。契約は2022年夏までだが果たして。
カリム・レキク
今シーズン加入したレキク。後半戦になるにつれ徐々にプレイ時間を減らしていった。ゴメス同様情報なし。
ネマニャ・グデリ
絶対的なフェルナンドが同じポジションにいる一方でグデリはロペテギの信頼を掴めていない。この夏のセビージャの優先事項はこのポジションの補強とのことで、立ち位置はより厳しい。
オリベル・トーレス
指導歴のあるロペテギが連れてきた選手だが、やはり出場機会は得られていない。オスカルが残留濃厚という状況下でオリベルが退団する可能性は否定できない。
ユセフ・エン=ネシリ
今シーズンセビージャで更なる飛躍を遂げたネシリ。冬にオファーしてきたハマーズに加えユーヴェやリヴァプール、ユナイテッド、ドルトムントが興味という信じられない記事が出たが、モンチはこの夏に換金するのか。見もの。
ルーク・デ・ヨング
昨シーズンEL制覇に大きく貢献したが、ネシリの活躍で出場機会を大きく減らしたルーク。古巣のPSVがルーク復帰のプロジェクトを推し進めていると騒がれており、モンチは退団に向けアラベスのホセルをリストアップと報道されている。ホセルに関しては個人合意に既に達しており移籍金600万€という具体的な数字まで出ている一方、今現在全くコンタクトを取っていないという報道もあり情報は錯綜している。何にしてもオランダ代表のユーロが終わるまでは何も分からない。
ムニル・エル・ハダディ
今シーズンモロッコ代表でプレイすることを許されたムニル。シーズン終盤招集外となり、ロペテギと関係悪化とも言われたが、関係は崩れていないよう。ムニル自身は残留を希望しているようだが、ロペテギが構想外と判断すれば新加入の選手の移籍金の足しとして売りに出されることだろう。
フアン・ベロカル※
2部ミランデスで絶対的地位を築きリーグ屈指のCBと評価を受けたベロカルだが去就は不明。来シーズントップチームでプレイする可能性もあるが、契約は2021年まででこの夏が売り時とも言われる。
ウサマ・イドリシ※
出場機会を求め冬にアヤックスに貸し出されたイドリシだが、リーグ戦先発出場なし、わずか7試合の出場にとどまった。Desmarqueによると選手は移籍ではなくセビージャのプレシーズンに帯同してのレギュラー争いに意欲を燃やしているそうだが、それはモンチとロペテギ次第。
ホセ・アロンソ・ララ※
今シーズン、リアソールで10番を背負ったララだが全く情報がなく来シーズンの去就は不明。しかし、ララのポジションには実績のある選手が多く付け入る隙はないように思える。再びデポルでプレイすることになるのではと個人的には思っています。
●退団濃厚
アレイシ・ビダル
先日来シーズンの構想外を通達されたと伝えられた。契約は2022年までで移籍金を得るならこの夏か冬に売るしかない。残念だがビダルのセビージャでの第二章は終わりを迎えそう。
ジュール・クンデ
この夏の移籍市場1番の目玉の1人。
より大きなクラブでプレイすることを望んでいると明言しているクンデ。契約解除金は8000万€と高額だが、シティやユナイテッド、チェルシーにアーセナル、マドリーが獲得を画策していると伝えられているためセビジスタは新時代型CBとのさよならを覚悟しなければならない。移籍が成立すれば間違いなくクラブ市場最高売却額を記録する。ユーロ2020での活躍にも期待。
ロニー・ロペス※
ポルトガル紙BolaやRecordがスポルティングとベンフィカの興味を伝えた。ベンフィカが7〜800万€のオファーを提示しモンチを満足させるものではなかったものの現在交渉中とまで言われている。完全にロペテギの構想には入っておらず本人もセビージャがウィングの補強に動いていることを知っているため母国ポルトガル移籍に乗り気。セビージャ史上最高額2300万€を費やしたロペスとの物語は悪い形で終わりを迎えそう。
イブラヒム・アマドゥ※
アンジェで中々良いパフォーマンスを見せたものの、パンデミックの影響で買取OPが行使されない模様。ロペテギは構想に入れておらず再びモンチは出口を探さなければならない。
アレハンドロ・ポソ※
レンタル先エイバルでメンディリバルのピースとして活躍したが、セビージャは35歳ナバスの後釜として考えていないようでこの夏再び武者修行か退団することになりそう。
●退団
フランコ・バスケス
2016年夏清武らとともにセビージャにやってきたバスケス。後にわかったことだが、当時クラブ史上最高額の1680万€で加入したアルゼンチン人MFは5年契約を履行してこの夏涙の退団。現在挙がっている移籍先候補はカリアリ、パルマ、トリノ。ムードのテクニックには何度も魅了された。デルビーのゴールは伝説。絶対に忘れない。
セルヒオ・エスクデロ
2015年セビージャに加入したエスクデロはキャロルアラーナレギロントレムリナスと中々主力が固まらない中6年間セビージャの左サイドを支えた。第二キャプテンも務めセビージャの2度のEL制覇に貢献。自身のキャリアを思いセビージャからの契約延長オファーを蹴ったエスクデロの今後の幸運を祈ります。Mucha suerte, escu!!
トマーシュ・ヴァツリーク
昨シーズン怪我で離脱する前までボノを差し置いて守護神を担ったヴァツリーク。素晴らしいパフォーマンスを披露しレジェンドのパロップとも比較された。ELを制覇しロペテギと喜びを噛み締めていたシーンは印象的。最終節終了後1人ピスファンで黄昏れる様子には心動かされました。2年間ありがとうヴァツリーク。ユーロ頑張ってね。
ジョリス・ニャニョン
夏に2年連続2度目デブって帰ってきたニャニョンは今シーズン公式戦出場はコパの1試合途中出場のみ。他3人と異なり退団が確定しているわけではないが、間違いなく退団すると言っていい。何しろただの給料泥棒ですので。
以上です。
読みにくい文章をお読みいただきありがとうございます。自分の知る限り、そして現時点でのものですので参考程度に捉えていただけるとありがたいです。
モンチの補強、楽しみですね。この夏の移籍市場も楽しみましょう。
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