安全快適登山 おはようハイキング ①
毎週水曜日、土曜日、日曜日のあさ8時から3~4時間のハイキング講習会を開催しています。
最初は約20年数前に毎週土曜日に旧店の近くの「八丈岩山」(172m)で開催しました。
なぜ、始めたか?
約25年位前に定休日の火曜日に当時、店長をしてくれていた宮原とお客さんと近郊の山で山歩きをしていました。(現在、宮原は年間50以上のトレッキングツアーを開催する山岳ガイドとして活躍しています。アドスポーツ店頭にイベントの申し込み用紙が置いてありますのでご興味がありましたらご覧ください。)
一緒に山を登っていると、ザックを正しく担げていない、ストックを上手く使えていない、登山靴も履き方も、歩き方も???
店で道具を買っていただく際はザックの担ぎ方もストックの使い方も登山靴の履き方&歩き方も時間をかけてできるだけ丁寧に説明したつもりなのに、全然できていない。
せっかく買っていただいた商品が生きていない。
火曜日に参加できる方は限定されているので、お客さんの中の氷山の一角で、ちゃんと使えてる方のほうが少ないんじゃないか?
どうすれば?良いか?一緒に山を歩く機会を増やせば良い!
簡単な事ですが、実際は店を営業しながら一緒に山を歩くことは難しい。
たくさんの参加をいただくには、土曜日、日曜日に開催しないといけないが、当然、店のご来店者数も多いので私がイベントに出てしまえば、宮原以外、ご来店のお客様に満足していただける接客できるスタッフの手配ができないし、参加費をいただく事も出来ない。
思い付いた!土曜日あさ7時~9時に「八丈岩山」に登ろう!
週に1回で開店時間に間に合えば、無理なく続けることができると始めました。ただ、初めの頃の参加者は2~3名で思ったほど参加者が集まらない。簡単にやめる訳にいかないし、予約不要で告知しているので急な中止もできないので、毎週土曜日あさ7時「おはようハイキング」を続けた。
1年、2年、3年と続けていくと少しづつ増えて、ラジオ体操の様なスタンプカードを作ったり、店頭告知でさらに増えて、「山ガール」ブームの頃には30名を超える参加者になり、私ひとりで全ての方に講習は限界があるので日曜日を増やし、週二回の「おはハイ」を2013年まで無料で開催しました。
2014年の春に参加者の方がスズメバチに刺される事例が発生し、それまでは事故らしき事が無かったので無保険で開催していた「おはハイ」を参加費200円(保険料込)で2018年末まで開催しました。2014年~2018年の5年間の延べ参加人数は約5000名でした。
2019年から移転、再スタートの為、「おはハイ」も開催場所を高御位山、振袖山、書写山に参加費も500円(保険料込)、予約制に変更しました。「IDENTITY CARD」をお渡しして携帯もお願いしています。
「おはようハイキング」は練習の場です。繰り返しの練習、基礎を学ぶ事で安全快適登山ができます。一緒に歩くことで、小さなアドバイスができます。続けて参加していただくことで変化をお知らせする事が出来ます。
最近は私以上のスキルを持ったサポーターが増えてきたので、少しだけ難易度の高い講習もできるようになりました。
山登りを始めたい初心者の方だけでなく、スキルアップのために週一回の歩荷トレーニングをしてみてはどうでしょう?