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私に翼をくれたHUC

昨晩、HUC(母親アップデートコミュニティ)の6周年祭のホームパーティがありました。

周年祭のホームパーティでは「1分ピッチ」という名物企画があります。

「わたしのアップデート」をテーマにメンバーが1分間で自分の想いを語る・・・というものなのですが、毎年、必ず見ていてももらい泣きしてしまうぐらい、それはもう熱い場なのです。

2年前の4周年祭の時からずっと「1分ピッチやるやる詐欺」をしていた私。
私なんかに話すことがあるのだろうか・・・と土壇場で自信をなくし、エントリーを見送るというのを2年連続でしていたのですが「今年こそは!」とエントリー開始直後に手を挙げました。

まぁ、正直なところ、実は前日まで何について話すかもまとまっていなかったんです。

でも、いざ台本を書き始めると伝えたい想いが溢れてきました。

初めての育休中に味わったアイデンティティの喪失感

9年前、長男出産直後に夫に転勤辞令が下り、慣れ親しんだ札幌から埼玉へと引っ越しました。

知り合いもほとんどいない中、平日の日中は赤ちゃんと2人きり。
孤独で孤独で・・・Googleに「ママ友 欲しい」と検索するほどでした。
(今なら笑える!)

話し相手が欲しくて、毎日のように子育て支援センターに通いました。
でもそこで知り合った相手からは「○○くんのママ」としか呼ばれない。

新しく加わった「母親」という役割が突如として私の全てになってしまったように感じました。

それまでの私は、友人と飲み歩くことが好きで、年に2回は必ず海外に行っていて、コーチングを始めとした学びの場に顔を出すことも好きでした。

でも出産を機に、そのどれもができなくなってしまったのです。

それまで思っていた「私はこういう人間」というアイデンティティが失われていく感覚を今も覚えています。


”私”を主語に語るHUCメンバーの姿

HUCに入ったのは約3年前。
好きなものについて楽しそうに語り、オンラインイベントでは自分の考えを語るメンバーの姿に衝撃を受けました。

今の私は、好きなものを食べ、行きたい場所に行き、自分の言葉で語ることができるようになりました。

先日も参加したいセミナーがあり、1人で日帰りで大阪に行ってきました。
できるようになった要因は、子どもが成長したこと、夫と「互いのやりたいことを応援し合う関係性」が築けていることもあるけれど、それ以上に私の中にかつてはあった「母親なんだから○○でないといけない」という思い込みがなくなったことが大きいと感じます。

HUCにいることで、その思い込みを取り払ってもらえたと感じています。
まさに、HUCが私に翼をくれたのです。

しんどい時はしんどいって言って良い!

いつもポジティブな私ですが、昨年はしんどい時期でもありました。
(前回のnoteでも少し話しています)

すごく恵まれた環境にいるはずなのに、頑張れていない自分、成果を出せていない自分に苛立ち、失望し・・・。体重も激増しました。


でもHUCの繋がりの中に身を置くことで「しんどい時はしんどいって言って良い」というのも学びました。

上手くやっている風に見せたがる私にとって、大きな学びでした。

弱みを出すことは、他の誰かにとってのGiveでもあるということも知りました。

1分ピッチを終えた今、感じること

何を話すか決めていなかった1分ピッチですが、最終的には上に書いたようにHUCへの感謝の気持ちを伝えることとなりました。

1分ピッチ中、会場にいらっしゃる皆さんがすごく温かい反応をしてくださって・・・何だか泣きそうになりました。(いや、多分泣いていた)

一晩立った今もハートがじんわり温かいんです。

あー、チャレンジして良かったな。
手を挙げた自分、えらい!!





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ふくさち@「しあわせにはたらく」を追求したい
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