ADHD(ADD)について根ほり葉ほり医師から聞いてきやした~QEEG検査結果、ADHD(ADD)グレーゾーン診断結果②~
どうも、前回の「~QEEG検査結果、ADHD(ADD)グレーゾーン診断結果①~」に続き、第二段書いてきます。
※※今回もあくまで、私が病院で聞いたことを私の言葉にかみ砕き綴るだけなので、誤った情報が含まれる可能性もあります。正しい情報は病院で直接仕入れてください※※
そして医師としても、一患者である私に閉ざされた個室の中で話したことであり、公に向けて発信するために責任をもって話した言葉ではないはずです。その医師の個人的な意見も含まれている&相対して話している私の事情を汲み取ったうえでの発言であるので、一般的に正しいかどうかという軸で読むのではなく、一参考意見として読んでください。
医師から根ほり葉ほり聞いてきた細々したこと、↓こんな感じです。
ADHD(ADD)のグレーソーンと診断されて社会的に不利益を被ることはあるのか
医師からの回答「ない」👨⚕️
何故なら、あくまで自費診療の診断で受けたグレーゾーン診断結果だから
つまりこうゆうこと
自由診療の診断
=健康保険を使っていないから、会社の健保組合に治療費請求が届くことも無いから安心(その代わり治療費は激高…)
グレーゾーン診断結果
=あくまでグレーゾーンであって、厚生省の基準にのっとった確定診断ではない。なので特に報告義務も発生しない
なので、グレーゾーン診断を受けたところで生保加入の時の申告義務などもない、よって社会的に不利益に被ることも無い
ADHD(ADD)のグレーソーン診断をうけたことを会社や周りの人々に知らせるべきか
医師からの回答「積極的に報告する必要はない」👨⚕️
(←とは言っていたが、個々人の状況にもよるので医師が断定していいものでもないと思う…おそらく、私が前置きとして、ADHD(ADD)のことは誰にも言うつもりがありません、と断言したことにつられて言ってくれた感じもあると思う)
会社や周りの人々への報告義務がないのも「社会的不利益を被ることはない」理由と同じとのこと
逆に報告することで変な偏見のせいで不利な状況になることもなり得る、報告義務がない状態である以上は、必要以上に「報告しなきゃ」と強く構えすぎなくていいのでは?とのことだった
私は、ADHD(ADD)だということを他人に知られるのは、自分の人生最大の弱みを他人に握られることとイコールだと思っていて、誰にも言うつもりがない(このあたりの詳細は別途記事にしようと思います📝)ので、医師のこの話を聞いて少し安心した気がした…
私のADHD(ADD)のグレーソーンの診断は障害者手帳はもらえる程度なのか?
医師からの回答「もらえないかと思う、断定はできないが」👨⚕️
ADHDで障害手帳をもらうには国が定めた厚生省?の診断基準で診断を受ける必要がある。その診断とは、成長過程で教育についていけなかったとかいう項目も入ってくるもの。また、往々にしてADHDで障害手帳をもらえる診断を受けるのは多動性が強く、教室で椅子に座っていられない等の症状があり集団行動ができない人などが多い。その点、多動性がないADDの場合は診断が降りにくい点も挙げられる😒
私の注意欠陥の程度は確かに数値として悪いほうではあるが、国の定める基準で、障害手帳を受け取れるほどかどうかは、難しいのでは? とのことだった。
私は別に障害手帳が欲しいわけでは全くないのでその点は別にいいのだが、こういった点でもADHDに比べて周囲からのサポートが与えられないADDはある意味ADHDより救われない立場だと思った…なんだよ、それ…
ADHD(ADD)と遺伝の関係性
医師からの回答「親から子への遺伝は1割ほどとの説もあるが、データが限定的でどこまで正しい数値かは未知。実際当院で子供が発達障害だが両親の脳波は正常ということが体感7割ほどある。発達障害の遺伝の確率は高くはない感覚ではある。遺伝を心配し過ぎる必要はない」👨⚕️
親から子への遺伝は1割ほどとの説という説については、ADHDの傾向が強く出ている子供を対象に調べた研究らしく、実際に世の中に多く存在する大人のADHDの人たちなどは研究データに組み込まれていないので、どこまで数値として信ぴょう性があるのかは不明とのこと。
苦手項目オンパレードな今の仕事をやめるべきか
医師からの回答「会社自体が好きならばやめない方がベターだと思う」👨⚕️
何故なら、結局転職してもADHDの苦手分野はどの職場にもあり、せっかく転職したがそこでも上手くいかないということも多々あるからとのこと
ただ、医師がこのように言うのには、まず私が仕事は苦手なことばかりだし辛いが会社自体は好きだということ、かなり苦しいものの既に数年勤めていることを事前に伝えてあった背景もあってのアドバイスだと思う🏢
逆に、会社も仕事内容も職場の人間関係も全てに拒否反応を覚えている人には、また違った応答をしたかもしれない
文字を書き写すのが苦手なこととADHD(ADD)の関係
医師の回答「関係はあると思う」👨⚕️
私は子供の頃から板書が苦手だった。どんなに集中していても文字の書き間違いをしてしまう。
例えば「体調」と書きたいのに「体長」とかいたり、「帰る」と書きたいのに「帰ろ」と書いたり、頭でイメージしていたものと違う物を書いてしまう。そのため、学生時代から板書が苦手で大学受験の時などはいくら注意しても書き損じてしまう自分に毎日イライラしていた🖊️📚
医師の説明によると、普通の人は一目で文字の形を覚えて書き写すことができるのに、ADHD(ADD)の人は集中力が低いために、一つの文字を書き写すにしても何度も文字を見返す必要があるため作業効率が悪い人もいる。
同様の理由で手の器用さもADHD(ADD)の人は悪い場合があるとのこと
運動神経とADHD(ADD)の関係
医師の回答「ADHD(ADD)はダンスが苦手な場合もある、全員がそうと断定するものではないが」👨⚕️
ADHD(ADD)は自分の体がどういう格好をして、どの位置を把握するのが苦手な人もいる。体を動かしているうちに自分がどんなポーズをとっているのかがわからなくて苦手という人もいる。
とのことだった。ただ、ダンスに関してはADHD(ADD)に関係なく苦手な人は多そうな気もするが(笑)
ナルコレプシー(過眠症・居眠り病)について
医師の回答「そもそも、QEEG検査ではナルコレプシーかどうかの判断はできない。ただQEEG検査結果でも睡眠障害の傾向がみられるのは事実。」👨⚕️
私は中学3年頃から、授業中や会議中にどうしても抗えない眠気とずっと戦ってきた。しっかり睡眠時間を確保しても、どんなに興味のある授業でも眠気に抗えず、居眠りをしてしまった。この症状には本当に悩まされたし、苦労したし、周りから呆れた目を向けられるので自尊心がどんどん損なわれていった。(この辺りは別途の記事で詳細に記したいので、今回はあまり触れないでおきます)そんな状態だったので、病院で正式にナルコレプシー(過眠症・居眠り病)の診断を受けたわけではないが、色々と調べて自分はナルコレプシーなのではと思っていた💻
だが、そもそもQEEG検査ではナルコレプシーか否かを判断することはできないとのこと。その代わり、ナルコレプシーとの診断はされずとも、QEEG検査結果からも、睡眠の質の低さや日中の激しい睡眠衝動の所見が見られると言われた。
ナルコレプシーは一般的に、数時間でも仮眠をとると眠気が和らぐといわれるが、私はそれがまったく効かない…私の過度な眠気は、ナルコレプシーによるものではなく、ADHD(ADD)によるものなのか…?うぅーん、わからぬ。。。
私が激しい運動後や大笑いした後に感じる脱力症状(カタプレキシー)とADHD(ADD)の関係
特に医師から受けたこのことについての説明は正直すんなり納得が言った感じはあまり受けませんでしたが、一応、記載しておこうと思います。
ナルコレプシー(過眠症・居眠り病)の代表的な症状の一つに脱力症状(カタプレキシー)がある。私は軽度だがこの症状もある。もし、私がナルコレプシーではないのだとしたら、この症状は何なのだろうと思った。一般的に、脱力症状(カタプレキシー)とADHDを結びつける話は聞いたことはないが念のため医師に聞いてみた。
医師の回答「ADHD(ADD)と脱力症状(カタプレキシー)に直接的な関係があるとは言い難い。だが、ADHD(ADD)によって様々なストレスを受けて感情を放出せずぐっと内に閉じ込めてしまうと段々自律神経が乱れてしまう。その自律神経の乱れによって運動後や激しく笑った後などに脱力症状(カタプレキシー)の症状が出るようになった、という可能性もある」👨⚕️
私が感じている脱力症状(カタプレキシー)の症状は、例えば、激しく大笑いしたり強く感情が動いた後や激しい運動をした後に、少しの間頭が真っ白になって思考が停止して、体が脱力感に襲われ動いたり歩くのも難しくなる。だが(正確には測ったことないがおそらく)数十秒でまた頭も働きだすし、体も普通に動かすことが出来るようになる。
私の場合はこの程度なので、大きな困りごととしてはとらえていないが運動部はあまり向いていないだろうと思ったし、何より敏感な友達がたまに私の異変に気付いて心配されることがある。私としては数十秒で治ることなので、大したことではないのだが、友達に余計な心配をかけてしまうのは少し申し訳ないと思っている。
脱力症状(カタプレキシー)の症状が強い人は本当に座り込んでしまったり、口がもつれてしゃべりにくくなってしまう人もいるらしいので、そう人たちと比べると私の症状は軽度と言えるだろう。
最後に
今回もここまで書くの大変だった…。本当、大学のレポートみたい。。。この記事はこのくらいにしておきますが、先日も医師の診察を受けてきて色々QEEG検査について疑問に思っている点を聞いてきたりしたので、気が向けば綴ります~。と言いつつ、先日の診察は今までと違う先生だったのでまた違った面からQEEG検査について知ることはできたものの、頭がややこしくこんがらがって正直頭の中で整理し切れませんでした(笑)書くとしたら私が理解できた範囲で書いていきます😎💻
本当はもっと、ADHD(ADD)診断を受けた時の、かなり複雑な心境や、今までこのADHD(ADD)でおってきた数々の苦労について書いていきたいのに、病院で聞いてきたことを書くだけでキャパがいっぱい状態だ。。。🙄
そしてTMS治療も数回受けて効果があったのかもしれない?と思うこともあるのでそのあたりも記事にいつかまとめますー(気が向けば←)