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父と母の教え (父編)

ハッタリは言っても良い、でも、嘘はつくな!

適当な意味にも捉えられる言葉ですが、私が幼少期から目標を達成したり、夢を実現して行く過程で、重要にしている意識の1つです。

今回は、この言葉の真意と、なぜ、私がこの言葉を今でも目的達成プロセスに取り込んでいるのか?

真 意

父親の少し変わった哲学ですが、この言葉の背景には、ハッタリの大きな違いを示しています。

ハッタリ
事前の言葉で、夢や目的の達成に向けた自身の行動に覚悟を決める言葉。


事後の言葉で、事実とは違う自身の行動に対して無責任な言葉。

父の言うハッタリとは、なりたい自分を公言する事で覚悟を持って、達成しなくてはいけない環境を作ると言う事なのです。

解 析

自身の未来について語る事で、ドーパミンの分泌を促し、夢に向かって動く為の意欲を掻き立たせる事ができます。また、人に夢を認めてもらう事で、成功体験が重ねられ自身のモチベーションを保つ事が出来ます。

この一連の脳内の働きは、最初の夢を決めた時のワクワク感から脳内のA10神経を刺激、快楽物質であるドーパミンが放出し、再度その状態になりたいという欲求から快楽を得る行動に関わる部位働きを活性化させようとする脳のメカニズムが関係してきます。

また、達成しなくてはいけない環境を作り出しておく事で、いざという時には公言を思い出し、ノルエピネフリンの分泌を利用して自身の活動にブーストをかける事も出来るのです。

また、これらを心理的な観点で見ると、一貫性の原理という物が働いている事も見えてきます。

一貫性の原理

自分の発言や行動に対して一貫性を持たせたいという気持ちが働く心理学的な原理です。

「自分は〇〇になる」と発言すると、実際にその様な行動をとって行くという心理です。

父は経験から

父は、理屈や分析が好きなタイプではありません。父自身が決めた事をやり抜く方法として、無意識に心理テクニックを使い、自身のモチベーションをコントロールしていたのかもしれません。

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