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ここ一番!緊張を味方につける必勝法

ドクン、ドクン。
ドクン、ドクン。
ドクン、ドクン。

どうしよう、、、。
もう本番なのに、、。

落ち着け、落ち着け、、、。
人という字を手のひらに3回、
呑み込んで、、、。

こんな体験をした方、いらっしゃいますよね?

私も仕事柄上、沢山の人の前でお話をさせて頂く機会が多く、時には入室したら突然50名以上の人の前で、プレゼンテーションなんていう事もあります。

*バンコクで、突然決まったプレゼンテーションの風景

そんな中で、KENさんは緊張するんですか?
と聞かれたり、「この雰囲気なかなかですね?」と、言うと「KENさんは、いつも通りで!」など、ありがたくも励ましを頂く事もあります。

一般常識では、緊張で心拍が上がっている状態に、あまり良くないイメージが定着していますが、実は、私にとっての「緊張」は「敵では無く味方」なのです。

なぜなら、「心拍が高い状態」を「最高にパフォーマンスが発揮できる」絶好のコンディションだと考えるからです。

そもそも、心拍の上昇する原因の一つに、人前に立つ事により興奮物質であるアドレナリンの分泌が関係しているからです。

アドレナリンとは、「脳や身体を覚醒させる」分泌物で、人体生理反応としては、自己防衛や戦闘体制を作るため「判断力」や「身体の反射、反応」を高めるものです。
また、心拍が上がると言うことは、
脳や全身に血液が流れ込み、深部体温を上昇させ、脳や筋肉を活発に動かしている証拠なのです。

つまり、勝負の時に訪れる「ドキドキ感」の「正体」は、あなたのパフォーマンスを支える強い味方」と考えられるのです。

日本でも、「武者震い」と言う言葉がありますね。

ドキドキ感の、ネガティブなイメージの背景には、心理的側面が根づいたと考える事ができ、その原因は、「失敗したらどうしよう」や「ちゃんと練習通りにできるかなぁ」などの恐れ不安から来る事が殆どです。

ここで起こる不安や恐怖の正体は少し先の未来に対する思い込みや答えの無い妄想です。

失敗したらやり直せばいい!
練習したならいつも通りやればいい!

心理面人体生理面をしっかり理解する事で、自分の身体に起こる現象味方につけて、コンディションを整える事一番の必勝法なのです。

良し悪しの結果だけを求めるのではなく、目的を果たす事を行動理由にする事で、一歩づつ着実な成功を重ねて行く事が重要です!

次回は、 勝つ為に重要な3要素について更新したいと思います。

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AddElm

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