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本質的な物の見方

誤前提提示が作り出す売るための理論

プレゼンテーションを繰り返す中で、世の中の多くの商品が原因の改善に蓋をした認識を作り出し、あたかも生活必需品の様に生活に溶け込んでいる商品が蔓延している事に気付かされます。

*このノートは、近因と原因の分別を紹介する為のメモで、商品の効能や効果の良し悪しをテーマにしておりません。

(例) 入浴剤

キャッチフレーズ

肩こりが辛い、毎日働くあなたへ!

理 論

炭酸パワーが身体を芯からほぐす!

理論説明

湯に溶けた炭酸ガスは皮膚から吸収され筋肉へ働きかけ血管を拡げます。血管が拡がると血流量が増え全身の新陳代謝が促進されて疲れや痛み等が緩和される。

落とし文句

腰痛、肩こりなど、一日の疲れをお風呂で洗い流す。

など、、。

もちろん、商品の効能効果としては、理にかなっている部分もあるかと思います。

しかしこれでは、あくまで一時的な「気持ち良い、心地良い」を前提とした近因の解消でしかありません。

本来は、
肩がこる=毎日炭酸風呂に浸かろう
では無く、
肩がこる=肩がこらない身体を作ろう
が、正しい考え方です。

この様に近因解決に助けを求める方は、明日もまた入浴剤を必要として、この先も同じ悩みや不安を抱えて毎日を過ごす事になります。

もしその商品が、高価な物であれば、期待値と自己投資実績から「入浴=身体が楽になる」などと、自分自身の意識を都合の良く変えてしまい、身体を「治す」では無く一時的な効果にも関わらず「楽になる」を求める様になります。

*これらを心理学では「合理化」や「自己欺瞞」と言います

もし、あなたが本当に肩凝りや腰痛などでお悩みなら、、。

ストレッチなどの軽い運動と、日常の姿勢を改善し身体の歪みや偏った筋肉への負担を減らす事をお勧めします。
毎日、長時間の炭酸風呂に浸かり、入浴剤に毎月の投資を続けるのであれば、その時間や費用を根本的な原因の解決に自己投資をしてみてはいかがでしょうか?

近因解決商品の特徴

1、人の悩みに端的に寄り添う製品
2、感覚的に心地良さなどを感じやすい製品
3、本質的な解決により不必要になる製品

そしてこれらの製品は、リピート率が高くヒット商品に見られる傾向です。
意図的なのか?無意識なのか?
原因解決に蓋をした誤前提提示という心理テクニックによる販売戦略が当てはまります。

世の中の常識や理論は企業やメディア、接触物によって作られ、無意識のうちにあなたの意識にアプローチします。

近因解決商材は、一見で分かりやすく直ぐに感じやすい

感覚的、視覚的に商品の効果が伝わりやすい製品

原因解決商材は、一見分かりにくく伝わるまでに時間がかかる

継続的な活用により本質的に体に変化が現れる効果が伝わりにくい製品

あなたの常識は事実ですか?

常識だと思って来た事に、目を向けて見る事も大切です。


EXPAND YOUR POSSIBILITIES
あなたの可能性を拡げる。

AddElm

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