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スタジアムの光と身体の覚醒

少し前の事ですが、あるプロチームのスタジアムへ訪問させて頂いた時の事です。
私はスタジアムの設備担当の方をご紹介させて頂く機会があり、こんな質問を投げかけてみました。

なぜ?スタジアムの照明にブルーライトを使用しているのですか?

設備担当の方は言いました。
ブルーライトなんですね!?
証明設備は、海外と同じような設備を採用しています。考えた事はありませんが、見やすいからですかね?

確かにその様な観点もあるのかな?と思いながらも、日本国内のスポーツ関係者には、まだまだアスリートに対する、知見が行き届いていないのだなぁ、、。とも感じました。

ブルーライトとは波長が380~500nm(ナノメートル)青色の波長領域の事を指します。ブルーライトは網膜に到達する可視光線の中で、紫外線に近く強いエネルギーを持つ光です。

照明器具で使われている460nm〜470nmの光の波長領域は、網膜に到達するとセロトニンの分泌が促され、脳や身体の覚醒に有効的と考える事が出来るのです。

また、ナイターの時間帯(18:00頃)には、身体の深部体温が一日の中でも高い時間帯にあり、この2つの掛け合わせにより、運動のパフォーマンスにおいてはベストコンディションを保つ為とも言えるのです。

参考映像↑AddElmライフハックウェアリリースニュース

ただし、ナイターゲームのアスリートが悩まされる睡眠障害の1つの理由として、観客の熱い応援によるアドレナリン分泌やスタジアムの光によるセロトニン分泌など、本来の生活周期に反したホルモンの分泌が背景に潜んでいる事も事実です。

設備や環境造りなど、日本も海外の様にアスリートにとって有意義な知識や知見が共有される事で、より強いナショナルチームを世界にアピール出来るようになると良いですね!

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AddElm

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