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【沖縄】世界遺産 今帰仁城 沖縄のお城を訪ねて

沖縄出張中の休日2日目
沖縄でどこを観光しようか?と考えた時、那覇方面の観光地や某水族館など有名どころはたくさんありますよね。
でも、なんだかあまり行こうという気にならない。
せっかく恩納村に泊まっているなら、ちょっと本島北方面の観光地に行ってみよう!
という気分になり、沖縄の歴史や文化を感じようと思って思いついたのが、琉球王国よりも前、三山時代の遺跡を訪れることにしました。

恩納村からはしばらくは海沿いの快走路を走ります。

前回記事の最後に書いた砂浜からスタート

幸喜公園

「あぁなんか沖縄に来てるな」と感じる景色。
高い空、青い海、白い砂浜。観光パンフレットでよく見かける沖縄のイメージそのものの風景だったから。

さてここからしばらく走り、名護に入る。沖縄本島の北側、ちょうど左側にぽこりとでっぱったあたりに差し掛かると、しばらく内陸を走って反対側に抜けていきます。
こうして走っていると、本島に平地が少ないことに気が付きます。
きっと内陸部は自転車で走ったらツラいんだろうなぁ・・・なんて考えながら走っていくと、そろそろ到着。

世界遺産に到着!

国道から逸れて、低い木々が茂る道を少し登っていくと一気に景色が開けてくる。
そこがもう目的地。

券売所

車を止めてチケットを買うために歩いているとあまり聞き慣れない虫の鳴き声が耳を支配していました。
地元の人に聞いてみると、なんでも蝉の鳴き声なのだそう。
券売所の横にはちょっとした休憩所が用意されていて、遺跡の解説も少しばかりみることができる様になっていました。

チケットを持って今帰仁城の入り口へ向かう途中にお城の模型が展示されています。
事前情報なしに来ているので、どの程度の規模感かもわかっていない状態。
模型をみると、ちょっと焦ります。こりゃなかなかの規模だと・・・

石垣をくぐって城内へ

入り口

チケット売り場から少し歩くと、視界を石垣が支配します。
ここが入り口。
石垣手前に掘立て小屋があり、そこでチケットの確認がありました。

平郎門
石の道

平郎門をくぐると、両脇に寒緋桜が囲む石の道が続きます。
1月〜2月には桜祭りが行われるそうで、今回は11月なので残念。
この桜は昭和40年代に地元の人たちによって植樹されたものなのだそうです。

本丸跡

登り切ると建物の痕跡の残る本丸跡に辿り着きました。
ここまで来ると、城跡とは言ってもこれまで各地で体験した城の概念とは違うのだなぁと実感します。
散策していると、空が広く沖縄の「自然」を感じられてとても心地よかった印象が強く残っています。

景色の奥行き

志慶真門郭

展望台を見つけてそこから景色を見下ろしてみると、眼下にはまだまだ大規模な石垣が続いていました。
語彙力も写真のセンスもなくて伝えることが下手くそですが、ここからの景色は今まで感じたことがないほど、景色に「奥行き」を感じました。
長閑な雰囲気と相まって、不思議な感覚です。

遠くに海を眺め、ベンチに腰掛けて心地よい海風を浴びながら歴史に想いを馳せる。
悪くない時間です。

一周を終えて元の駐車場に戻ってきます。
今帰仁城、それなりの山登りになりますが、琉球王国時代よりも前の歴史に触れられる、とても貴重な時間を過ごすことができました。
三山時代、このほかの城址にも機会があれば行ってみたいものです。


帰りに寄ったテーマパーク

今帰仁城、私は非常に満足ではありましたが、同行者は物足りなかった様で・・・
帰り道に見つけた「パイナップルパーク」に立ち寄りました。

パイナップルパーク

ここが強烈な印象を残してくれまして・・・
そのおかげでこの記事を書く時の今帰仁城の印象が思い出せず時間がかかってしまいました・・・

大人も最後は楽しめるパイナップルパーク。
ぜひあなたの目で確かめてみてください。



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