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【セミナー(無料)告知】 高経年化が進む身近な社会インフラ設備を守るには?~画像センシングが果たす役割~

 こんにちは!アドコム・メディアの広報・メディア事業部です。
 2023年12月6日(水)~8日(金)にパシフィコ横浜で開催する,マシンビジョン関連の展示会「国際画像機器展2023」の無料のセミナー「国際画像セミナー」の告知,第2弾です! 今回のテーマは「社会インフラ設備・点検」。画像技術とインフラ,実はかなり関係あるんです。
 ここでは12/6(水)の16:10~17:00に開催の「高経年化が進む身近な社会インフラ設備を守るには?~画像センシングが果たす役割~」をご紹介します。

 ご講演者は(一財)電力中央研究所 グリッドイノベーション研究本部 ファシリティ技術研究部門の中島慶人様です。中島様は、画像処理技術やVR,AI技術を用いた電力施設の維持管理の効率化などを長年研究されている方です。

 電中研のHPでは研究者を紹介するページがあり,中島様のご経歴も掲載されています。こちらには「電力中央研究所 報告書」での論文が掲載されており,中島様の研究について,こちらからどなたでも無料で会員登録も不要で閲覧することが可能です。(この報告書もかなり勉強になる内容です!)

 さて,このご講演の内容は,鉄道や道路、公共施設、電気・ガス・水道、通信網など、わたしたちが生活する上で欠かせない社会基盤(インフラストラクチャー、以下インフラとします)についてです。インフラ施設の点検などでは現在,画像やセンシング技術が多く活用されています。
 1960~70年代の高度経済成長期につくられた国内の多くのインフラ施設は、建設から50年以上が経過し、その維持管理は国全体の大きな課題です。10年以上前には中央道の笹子トンネルで痛ましい事故もありました。国も「国土交通省インフラ長寿命化計画(行動計画)」を策定,取組みを進めています。一方で今は少子高齢化社会です。インフラ分野ではすでに慢性的に人手不足の状況で、将来インフラにかかわる人がますます減少すれば、道路の通行止めや列車運休、電気の供給時間の制限なども生じ,今のような生活が叶わなくなるかもしれません。そうならないためにも効率的な維持管理のための技術が必要です。
 さて,本題のこのセミナーについてですが、まず社会インフラ設備の現状を紹介した後、現在の生活環境を守るために個人が進んで協力し合える枠組み作りが不可欠であることを示します。また昨今、インフラ設備を対象に動き出している好事例として、地域住民による配電設備の点検支援を紹介するとともに、今後の望ましい将来像をお伝えします。

 今のわたしたちが日々使用しているインフラ維持管理,テクノロジーで解決したいのはもちろんですが,自分たちで使うインフラのことは自分事として考えることも大切です。ぜひこのセミナーで学んでみませんか?
 もちろん無料で聴講できますよ。よかったらお申し込みを!

 セミナー参加ご登録にあたっては,まず展示会ご来場のご登録をお願いしています(展示会のセミナーのため,お手数ですがお願いしますね)。

 特別招待講演以外にも,最新情報や知識が得られるセミナーのプログラムがもりだくさんです。この分野の知識や情報収集のチャンス,ぜひご活用いただければうれしいです!

 どうぞよろしくお願いいたします!