足立区#10事務事業評価を検証「孤立ゼロプロジェクト推進事業」
こんにちは、足立区減税会 よっしーです。
今回は事務事業評価孤立ゼロプロジェクト推進事業」の検証を行っていきます!
どのように私たちの税金が使用されているのでしょうか?
・事業のザックリな概要
年間約2億円を使い、絆のあんしん協力員を増やし、孤立ゼロを目指す。
すげー!俺よくまとめたな。びっくりした理由を後ほど書きます。
※事業評価調書の詳細は下記のリンクの534ページまたは画像をご覧ください。
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https://www.city.adachi.tokyo.jp/documents/33844/r4jimu13.pdf
それでは、検証していきます。
検証1、何にも分からない。書いてある意味が、ふわっとしてて、普通の人、これ何を言ってるか分かるの?
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事務事業評価の目的を読んでみたんですが何を言っているのかさっぱり分からないんです。ちょっと読んでみてください。
「目的」
●区民がいくつになっても地域で、人のぬくもりのなかで、生きがいを持って地域に参画できる「暮らしやすいまち、住み続けたいまち日本一」を目指して、喫緊の課題である孤立対策「孤立ゼロプロジェクト」に取り組む。
分かりますか?本当ふわっとしてて俺にはよく分かんないんですよね。
例えば孤立することによって起こる問題で、孤独死なんかはなくなった方が良いと思います。
なので「孤立ゼロプロジェクトに取り組み、孤独死を減らして行く」だったら分かるんですが。
こんなんで2億円を出すのはちょっと恐ろしいです。
検証2、絆のあんしん協力員って何する人なんだろ。
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事務事業評価の方には絆のあんしん協力員は何をする人か書いていません。
事細かに書く必要はありませんか、ざっくりどんな人ぐらいは書いてください。区役所のページを調べたところ、どんなことをする人か書いてありました。
●
地域の高齢者に気を配り、気になる方に対して、日常的な見守り・声かけ活動などを行い、
地域の孤立のおそれのある方に対して、見守り・声かけ活動から一歩踏み込んで、定期的な訪問活動を行い、社会的な孤立状態の解消を目指します。的なことをする方々のようです。
そして、うつや認知症、ゴミ屋敷など、様々な社会的課題を予防する事が目的のようです。
●
これを書いてくれ。これを事務事業評価に書いてください。
これが書いてなかったら事務事業評価を読んだって何も意味が分からないですよ。
●足立区のページを見るに、うつや認知症、ゴミ屋敷化の予防が狙いみたいです。事務事業評価になんで書かないんでしょうか。
書いて、これらの発見数を成果指標したら良いと思います。
少なくとも何かしら成果指標らしきものは欲しいです。税金で行っている事業なんですから。
●定期的な訪問活動を行いってありますが、電話でよくないですかね?
2億円は高い気がしますよ。対象の高齢者の様子を訪問で見ようと思ったら、そりゃ2億円はかかります。
本当に必要な時は対面で面接をした方が良いかもしれませんが、段階があるんじゃないかなって思います。
改善の検討をしていただきたいです。
孤立ゼロを目指しているようですが、孤立に焦点を当てるのではなくて、それによって起こる問題に焦点を当てるべきだと思います。
孤立だって好きにしたら良いじゃないですか、ただそれによってADLが下がって孤独死なんかがあるのは問題だと思います。
なので定期的に電話をして必要があるなら介護サービスに繋げればいいでしょ。違うのかなあ。
検証3、支援が必要な区民の定義ってなんだ?
居場所や必要なサービスってなんだ?
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必要なサービスって例えば、介護ならまだ意味が分かります。
それはしても良いと思いますが、居場所って何でしょう。
そんなん行政が首突っ込んでどうこうする問題なのでしょうか。
良いじゃないですか勝手に人付き合いなくしていけば。その人の人生でしょ。
じゃなくて、お節介おばさんとかが話に行くとかなら、それは良いことかもしれませんが、税金でやるべきことなのか疑問に思います。
まとめ
以前も老人会館の事務事業評価を検証しました。予防予防ってなんでもやっていったら、いくら税金があっても足りませんよ。
孤独死など急所になる問題を直接解決することだけに税金を使って欲しいです。
そしてやることを最小限にしていただいて、浮いた費用で減税をする。
そして減税によってゆとりが出来たお節介おばさんが孤立した人々と交流していけば良いと思います。
そんな仕事だからってやられるよりも、それぞれの優しさで行われる方がよっぽど孤立は防がれるんじゃないでしょうか。