「巡る」リバーリバーリバー
この2人はリバービーチだ
既視感は白い壁とinoriさんの声とちゃんみほの存在で輪郭が濃く太く縁られる
仙台でリバービーチコーヒー
が浮かんでくるなんて
巡る
過去と
現在と
川の真ん中にぽつんと取り残された
小石の孤独は何れ何処かへ
流されて消えていく恋しい
ここは傾斜
リバーサイドで踊らせて
青と白
重なる地層
平面と立体
視点は波打つ
上下左右
外側から見たら狭いと感じたこの空間は
内側へ侵入したら奥行きがある
縁取りに体温
血液は循環している
末端から末端へ
軽々しく日常なんて言わないで
重々しく非日常なんて使わないで
静謐をタンバリンで撃ち破りたい
無造作な死と傍らに秩序ある生
器の重みに経過した時間が宿る
言葉は言葉を導いてくれる
気づいたらそこで眠っている
青と白
重なる地層静けさとあたたかさ
夜中に雪が降った早朝の晴れた日
空気は冷たくて太陽は暖かい
雨ニモマケズ 風ニモマケズ