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相手の役を演じて自分の死角を埋める
自分の立場からだけだと見えないところがある。自分で「見えている」と思っていても必ず「死角(みえないところ)」は存在しているはずだ。
相手の立場に立ってみないとなかなかその死角は埋まらない。死角は自分だけでは埋められないのだ。だって見えないのだから。自分の思い込みを超えて相手から新しい世界を教えてもらったときに相手の力によって見える部分が広がるということだ。
相手の立場に立つと言っても、相手そのものになることはできない。だけど、自分で想像して相手の役になりきってみることはできる。何もやらないよりかは相手のことを理解できるようになる。それをトレーニングできるのが演劇や芝居だ。自分とは違う自分(役)になるということ。その役を演じるために研究して、感情を真似たり、行動を真似たり、思考を真似たりする。そうすると普段の自分とは異なるものが見えてくるはずだ。
こういう経験は役者しかできないと思われがちだが、むしろみんなやってみた方がいい。自分とは違う自分になろうとすること、なりきろうとすることが実は相手の立場に立って思いやることにつながるからだ。
周りの人たちの力によって死角を埋めていって、360度を見渡すことができたらとても多様でよい景色がみられるはずだ。
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