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ピカソ、コクトーらと共にモンパルナス派と言われたマックスジャコブの著書『占星術の鏡』に記載された星座ごとの香りの情報から、占星術から離れて星座とその香りを語るシリーズの4回目
香りは、ばいはうずき、色は冷たい黄色、そして無味
ばいかうずきというのも、香水類にはなじみがなくどんな香りなのか。調べてみると梅花空月、と和名表記するらしい。園芸用では「香りバイカウヅキ」なる品種もあるらしい。
しかし、香りを実際に知らないので、ここは「無味」を頼りに考えたい。
何故なら、味覚と嗅覚は密接、風邪をひいたりで嗅覚がおかしくなると食べ物が美味しくなくなるように、香りが無に近いほどやはり味気ない、ということに食事もなってくるはず。
そこで、うを座の無味である。
冷たい黄色という色彩ともども、水の中の世界を思わずにいられない。
棲む世界が違う。
水中から見上げる太陽のきらめき、冷たい黄色の光。
音や匂いと隔絶された世界で、すべて水という透明なきらめきの
ベールをまとう。
うお座の人は独特のフィルターを持っているのかもしれない。
なるべく美しく見ようとする、雑音を遮断して見つめている世界のきらめき。そして、その人自身が放つきらめき。
ホヤ
独特な輝きと言えば、クラシック香水で1950年にリリースされたスペインのブランド、ミルヒヤのホヤがある。宝石、宝石を身に着けるといった意味を持つJOYA(ホヤ)。
ユニークなカットを施した独特なボトルの中に入り込んで、
その中から世界を見てみたい。香水を泳ぐ魚になってみたい。
うを座というのは想像するだけで、思いもかけない結末に導いてくれるね。
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花々の香りを引き手てるスパイシーなアクセント
香り、思い、呼吸