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Be Myself 私を取り戻せ~2月18日の香り~366の感性と偶然
2月18日 BE MYSELFというアコード
アコード(acord)は調和や一致の意味で、音楽では和音、香りの世界では2つ以上の香りの組み合わせ、音楽も香りも組み合わせることにより美しいハーモニーになるというのがアコードの概念。
今日は、アッサムティとマグノリアを組み合わた「BE MYSELF」について。
本を傍らに自分らしくある午後
「本を傍らに」というテーマで図書館主宰のイベントに及びいただき、ワークショップをした際に準備したベースの一つで、サロンの定番として定着したのが「BE MYSELF」。
本を傍らに、自分らしくある時間。それはおそらく、午後のひと時で、好きなお茶を淹れ、何度も読んでいる好きな本のページをめくる時間、そういうイメージを描き、アッサムティーの香りとマグノリアの香りを配合した。
ゆっくりした時間の流れと同時に、気持ちが華やぐような香り。
BE MYSELF~アッサムティとマグノリア
アッサムティのアロマティックで清涼感のある香りと、マグノリアの甘いけれど清楚な香りのアコード。
アッサムティは21世紀に入り盛んになったティー系のフレグランスの一種。ダージリンティと共にインド産の紅茶としても有名なアッサムティの香りの香料。
マグノリアはもくれん科の春の花の香り。ほんのりとフルーティな甘さがある。
この二つの香料に寄るアコードは、気分を明るくし、テンションも高く保ってくれている。
そしてそれは誰にも邪魔されず存分に一人を楽しむ、一日の中のほんの一時間、そのための香り。
発見する時空と取り戻す時空
自分らしくあろう、とする時の環境は大きく2種類あるように思っている。
一つは大勢の多様な人の中にあって、”自分らしくいよう”とする場面。
これは、他者を知ることで初めて自身をよく理解し、違いの中に自分らしさを発見するパターン。
多様性の中で自分への解像度が上がっていく場面のはず。
もう一つは、自分だけの時空にある時。
他者との違いでもなく、静かに自分の裡へ埋没する時間。
だから、自己理解の解像度もそんなに高くする必要もない。
ただそこに私がいて、ぼんやりと、けれど心から好きなようにありたいように存在する時間。
もしかすると、多様な中で自分らしくあるというのは、自分らしさの”再発見”につながるもので、一人時間におけるそれは、自分らしさを”取り戻す”ためのものなのかもしれない。
人にはどちらも必要。
今日のあなたはどちらでしょうか?
自己に埋没するならBE MYSELFをどうぞ・・・。
香り、思い、呼吸
2月18日がお誕生日の方、記念日の方、おめでとうございます。
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