4月14日 日曜
朝から晴天。日差しの眩しさで目を覚ますと時刻は6時10分過ぎ。昨晩は1時半までアニメを見ていたのでまだ眠く、一度トイレへ立って再び布団を被りもうひと寝入り。7時40分過ぎに正式に起床。日差しのおかげですでに室温は20度超えている。
朝食は昨日昼にセブンイレブンで買っておいたバジルチキンサンドとトマトとレンチンゆで卵。豆乳も飲んでタンパク質補給はこれでもかというほど十分に。天気予報によると今日も明日も25度超えらしい。暑いのは嫌いじゃないので良い。
ニチアサのアニメ、特撮を一通りウォッチ。続いて昨日寝る前に見た「夜のクラゲは泳げない」第2話を見返す。「夜のクラゲは〜」おそらく今期の覇権作品と言って差し支えなかろう。挫折を味わった少女たちが互いに影響され刺激を受け合って新たな道を切り開いていく、ざっくりいうとそういうストーリー。音楽の使い方も素晴らしいが、今どきの女子高生たちの移ろいやすい心理を絶妙かつ痛快に描きあげているのが素晴らしい。オリジナルアニメだし先の展開が気になって仕方がない。
10時半すぎ、外出。駅ナカのカフェでちょっとばかり仕事。現在抱えているインタビュー原稿のうち1本に手を付ける。まだ字数が確定的ではないので大まかな流れをくむ段階だが、ボリュームは結構ある。1時間ちょい作業して、コーヒーが付きたところで終了。
自宅に戻り昼飯の準備。久しぶりにルーからカレーを作る。材料を仕込んで久々に超兵器オートクッカーを稼働させる。材料をぶっこんでスマホから調理器にデータを送って作動させれば40分足らずでカレーが出来上がる。魔法の道具である。
でかがるまでの間、NHKBS4Kで「独眼竜政宗」第2話。主人公の政宗はまだ子役。主役はご存知渡辺謙だが、初登場は5話以上先だったはず。今の大河ドラマでは考えられない構成だ。だが、この子役時代を侮れないのがこのドラマの凄さ。この年の流行語大賞となった「梵天丸もかくありたい」はこの回で発せられたもの。大滝秀治演じる虎哉和尚の無双ぶりはいかりや長介さえも凌駕する。
番組が終わる頃にカレーは出来上がったがまだ食べず、「政宗」に続いて「光る君へ」の先行放送を見る。ファーストサマーウイカ演じるききょうが一条天皇の中宮・定子(高畑充希)の世話係となり、定子から「清少納言」の名付けられるシーン、そう来たかと感嘆する。まさに清少納言爆誕の瞬間である。一方、主人公のまひろはふとした縁で友となったさわとともに近江・石山寺へお出かけ。石山寺はご存知、紫式部が源氏物語の着想を得た(執筆を開始したとも)ことで知られる運命の地。これが後々どう再び関わってくるのか、気になる。
テレビを見終えてやっとカレーにありつく。チケ合わせにブロッコリーを追加。まずまずの出来だったがちょっと塩っ気が弱い。玉ねぎを増やし多分水っ気が増えてしまったか。
食事を終え、ちょっと一服してから再び外出。今度は埼玉会館近くのベローチェで読書タイム。先日来読み続けてきた「成瀬は天下を取りにいく」を読了。これもきょうの「光る君へ」と同じく近江が物語の舞台だ。昨年の映画「翔んで埼玉2」といい、滋賀県、来てるんじゃないか?つい先日行ったばかりだし。
それにしても「成瀬は天下を取りにいく」、めちゃくちゃ面白かった。最後のセクションの展開で、ちょっとほろっと来てしまった。この小説も、今どきの若い女の子たちの微妙な心理を突いたことが面白さの根幹をなしており「夜のクラゲは泳げない」と通じるものがある。今日見た3つの全く方向性が異なるはずの作品が妙なつながりを見せるこの感じ、良い。
夕食はナッシュのチーズとチキンのトマトソースがけとオートミール。
食後、地上波でもう一度「光る君へ」も見直し、続いて今日からTBS日曜劇場枠で始まった「アンチヒーロー」を見る。長谷川博己の悪党ぶり、最高じゃないか。朝ドラ「虎に翼」とは全く異なる司法ドラマ、対比しながら見るのも面白そうだ。